Lexmark 印刷管理は、Lexmark Document Distributor(LDD)プラットフォームを使用しています。LPM をインストールする前に、LDD がインストールされていること、Lexmark 管理コンソール(LMC)から正常にログインできることを確認してください。
LPM を使用すれば、中央のキューに出力した印刷ジョブを、ソリューションで使用するように設定されている、ネットワーク内の任意の Lexmark MFP でリリースできます。LPM には、バッジ認証、数量制限の適用、使用状況の追跡など、さまざまな機能が用意されています。
LPM インストーラを使用して、プリントリリースアプリケーションを既存の LDD インスタンスにインストールできます。インストーラには、プリントリリースアプリケーションとモバイル印刷アプリケーションが含まれています。
メモ:
LPM はインストール中に、LDD のバージョンとインストールタイプを検出します。最小 LDD バージョンが検出されない場合、インストーラはエラーを表示します(LPM と LDD の互換性のあるバージョンの詳細 ⇒ 互換性のある LPM と LDD のバージョン)。
E メールおよびモバイルアプリケーションによるジョブの送信には、ドキュメントの変換が必要になります。LPM はインストール中に、インストールされているドキュメント変換ソフトウェアのバージョンを検出します。
LPM インストーラを実行する前に、ドキュメント変換を処理している各 Tomcat またはアプリケーションサーバーに、サポートされているドキュメント変換アプリケーションをインストールします。LPM インストーラを実行する前にドキュメント変換アプリケーションをインストールして、ソリューションで自動的に使用できるようにすることをお勧めします。
アプリケーション | サポートされているバージョン |
---|---|
Microsoft Office |
|
Apache OpenOffice |
|
LibreOffice |
|
モバイルまたは E メールでジョブを送信している場合は、始める前に、文書変換ソフトウェアがインストールされていることを確認します詳細については、ドキュメント変換ソフトウェアの依存関係 を参照してください。
コンピュータから、管理者として LPM インストーラを実行します。
ファイルエクスプローラの C: \Program Files\Lexmark\Solutions を右クリックします。
[セキュリティ]タブを選択し、サービスアカウントをクリックします。
[詳細] > [権限の変更]をクリックします。
サービスアカウントを選択し、[すべての子オブジェクトの権限を置換]をクリックします。
[OK] > [はい]をクリックします。
Lexmark ソリューションのアプリケーションサーバーサービスを停止して、再起動します。
言語を選択し、[OK]をクリックします。
[インストール]を選択します。
使用許諾契約を読んで同意し、[次へ]をクリックします。
以下の適用可能なコンポーネントを選択し、[次へ]をクリックします。
プリントリリース - プリントリリースを有効にするためのコアファイルとサービスが含まれています。
E メール - E メールを使用して印刷ジョブを送信できます。
モバイルアプリ - iOS オペレーティングシステム(OS)と AndroidTM プラットフォームで実行されているモバイルデバイスから印刷ジョブを送信できます。
AirPrint - AirPrint ソフトウェア機能を使用し、Mac OS X オペレーティングシステム(OS)ソフトウェアおよび iOS オペレーティングシステム(OS)を介して印刷ジョブを送信できます。
以下の詳細オプションのいずれかを選択し、[次へ]をクリックします。
データベースをアップデート - Liquibase データベース移行スクリプトを実行し、データベースのテーブルと列を更新します。
プリントリリースソリューションをインストール - PrintReleasev2 ソリューションをインストールします。
モバイルソリューションをインストール - モバイルソリューションをインストールします。
データベース情報を指定し、[次へ]をクリックします。
メモ:
認証方法として Integrated Security を使用する場合は、ユーザー名とパスワードに以下の権限があることを確認してください。
サービスとしてログオン
アプリケーションサーバー上の LDD インストールパスに対する完全な制御権限
Microsoft SQL Server のプリントリリーステーブルに対するデータベース所有者(dbo)
[接続をテストする]をクリックします。
検索ベースとユーザー属性情報を指定し、LDAP サーバーに接続するためのユーザー名とパスワードを指定します。
メモ:
[インストール] > [完了]をクリックします。
LPM のインストール後、サーバーによっては、Lexmark ソリューションのアプリケーションサーバーサービスの起動に数分かかる場合があります。LPM サーバーの準備ができているかどうかを確認するには、以下の操作を実行します。
コンピュータから、[タスク マネージャ]を開きます。
Tomcat7 プロセスの CPU パフォーマンスが 15 秒以上 3% 未満を維持することを確認します。
メモ:
コンピュータから、管理者として LPM インストーラを実行します。
メモ:
言語を選択し、[OK]をクリックします。
[バックアップのみ]を選択します。
次のいずれかを実行します。
LDD をアップグレードします(LDD のアップグレードの詳細 ⇒ 『Lexmark Document Distributor 管理者ガイド』)。
LPM インストーラを再度実行し、[インストール時にバックアップを含める] > [インストール]を選択します。
プロパティファイルに移動します。
バックアップを使用して LPM バージョン 2.7 以前からアップグレードする場合、またはバージョン 2.5 以前からアップグレードする場合は、 <install-dir>\Lexmark\Solutions\apps\idm\WEB-INF\classes\idm-production-config.properties のファイルへ移動します。ここ <install-dir> は、LDD のインストールフォルダです。
LPM バージョン 2.5.0 以前からアップグレードする場合は、 <install-dir>\Lexmark\Solutions\apps\MFPAuth\WEB-INF\classes\database.properties ファイルに移動します。 <install-dir> は、LDD のインストールフォルダです。
Firebird データベースを使用して LPM バージョン 2.5.0 以前から LPM 2.5.1 以降にアップグレードする場合は、次の手順に従います。
<install-dir>\Lexmark\Solutions\apps\printrelease\WEB-INF\classes\database.properties ファイルに移動します。 <install-dir> は、LDD のインストールフォルダです。
を に更新します。
LPM バージョン 2.3.13 以前からアップグレードする場合、またはバージョン 2.3.8 から 2.3.15 にアップグレードしたあとでバージョン 2.6 にアップグレードする場合は、 <install-dir>\Lexmark\Solutions\apps\printrelease\WEB-INF\classes\database.properties ファイルに移動します。ここ <install-dir> は、LDD のインストールフォルダです。
次のいずれかの手順に従います。
バックアップを使用して LPM バージョン 2.7 以前からアップグレードする場合は、idm-production-config.properties ファイル内で以下を追加します。
ここで、
は、対応するエントリ番号です。
は、クライアント ID です。
は、クライアントの秘密です。
たとえば、
です。メモ:
LPM バージョン 2.5 以前からアップグレードする場合は、idm-production-config.properties ファイル内で以下の操作を実行します。
各 LDAP 属性に
を追加します。たとえば、 および です。LDAP 属性を追加します。
LPM バージョン 2.5.0 以前からアップグレードする場合は、バックアップを実行する前に、database.properties ファイル内の適切なテーブルの場所に以下を追加します。
ここで、
は、現在のインストールに応じて または になります。LPM バージョン 2.3.13 以前からアップグレードする場合は、バックアップを実行する前に、database.properties ファイル内の適切なテーブルの場所に以下を追加します。
ここで、
は、現在のインストールに応じて または になります。LPM バージョン 2.3.8 から 2.3.15 にアップグレードしたあとでバージョン 2.6 にアップグレードする場合は、database.properties ファイル内で以下の操作を実行します。
を に置き換えます。
の前後のスペースを削除します。
たとえば、現在の行が
の場合、更新後の行は になる必要があります。LDD をアップグレードします(LDD のアップグレードの詳細 ⇒ 『Lexmark Document Distributor 管理者ガイド』)。
LPM インストーラを再度実行し、[インストール時にバックアップを含める] > [インストール]を選択します。
Firebird の場合 設定
説明
必須の値
インストールのタイプ。
インストール
LDD がインストールされているデータベースのタイプ。
FIREBIRD
LDD がインストールされているロードバランサの IP アドレス。
LDD がインストールされている内部データベースの IP アドレス。
データベースのパスワード。
データベースの暗号化されたパスワード。この設定を適用できない場合は、値
を指定します。
設定
説明
必須の値
LDAP サーバーの IP アドレスまたはホスト名。
値には、以下のいずれかの形式を使用します。
ここで、
は、LDAP サーバーのホスト名または IP アドレスです。LDAP サーバーのポート番号。
LDAP サーバーの検索ベース。
LDAP サーバーのユーザー属性。
匿名バインドが有効になっていない場合の LDAP サーバーのユーザー名。
匿名バインドが有効になっていない場合の LDAP サーバーのパスワード。
匿名バインドが有効になっていない場合の LDAP サーバーのパスワード。
匿名バインドが有効になっていない場合の LDAP サーバーの暗号化されたパスワード。この設定を適用できない場合は、値
を指定します。LDAP 認証のための方法。
ユーザー名
匿名
LDAP の証明書の検証を無効にします。この設定は、LDAPS を使用する場合にのみ使用されます。
true(証明書を無視する)
false(証明書を検証する)
設定
説明
必須の値
E メールコンポーネントをインストールします。
1(インストールする)
0(インストールしない)
モバイルコンポーネントをインストールします。
1(インストールする)
0(インストールしない)
AirPrint コンポーネントをインストールします。
1(インストールする)
0(インストールしない)
プリントリリースソリューションをインストールします。
1(インストールする)
0(インストールしない)
モバイルソリューションをインストールします。
メモ: または が 1 に設定されていることを確認してください。
1(インストールする)
0(インストールしない)
Liquibase 移行を実行します。
1(インストールする)
0(インストールしない)
テキストエディタを使用して、silent-settings.ini ファイルを作成します。
正しい設定を指定します。
_installOption=Install _lddDatabaseType=FIREBIRD _lddLoadBalancerIp=<IP_address> _lddDatabaseIp=<IP_address> _lddDatabasePassword=<Firebird_Database_Password> _lddDatabasePasswordEncrypted=<Firebird_Database_Password> _LDAPURL=ldap://<IP_address> _LDAPPort=<LDAP_port> _LDAPSearchBase=dc=kinton,dc=com _LDAPUserAttribute=sAMAccountName _LDAPUserName=<username@kinton.com> _LDAPPassword=<Password> _LDAPPasswordConfirm=<Password> _LDAPPasswordEncrypted=<Password> _LDAPAuthMethodState=Username _DBProduct=Internal Database _DBProductName=firebirdsql _DBIp=<IP_address> _DBName=/3050:SOLUTIONINFO _DBUserName=framework _DBPassword=<Firebird_Database_Password> _DBPasswordEncrypted=<Firebird_Database_Password> _DBDriver=org.firebirdsql.jdbc.FBDriver _DBDialect=org.hibernate.dialect.FirebirdDialect _DBValidationQuery=select 1 from RDB$DATABASE _DBQuartzDriverDelegate=org.quartz.impl.jdbcjobstore.StdJDBCDelegate _DBPort=<Port_number> _silentEmailComponent=1 _silentMobileComponent=1 _silentAirprintComponent=0 _silentInstallPRSolution=1 _silentInstallMobileSolution=1 _silentInstallLiquibase=1
_installOption=Install _lddDatabaseType=MSSQL _lddLoadBalancerIp=<IP_address> _lddDatabasePort=<Port number> _lddDatabaseIp=<IP_address> _lddDatabaseUsername=ktest@lrdc.lexmark.ds _lddDatabasePasswordEncrypted=<Password> _lddDBInstanceName= _lddDBIntegratedSecurity=integratedSecurity=true; _LDAPURL=ldap://<IP_address> _LDAPPort=<Port number> _LDAPSearchBase=dc=kinton,dc=com _LDAPUserAttribute=sAMAccountName _LDAPUserName=username@kinton.com _LDAPPassword=<Password> _LDAPPasswordConfirm=<Password> _LDAPPasswordEncrypted=<Password> _LDAPAuthMethodState=Username _DBIp=<IP_address> _DBIntegratedSecurity=integratedSecurity=true; _DBName=;databasename=SOLUTIONINFO; _DBUserName=<Username> _DBPassword=<Password> _DBDriver=com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver _DBDialect=org.hibernate.dialect.SQLServer2008Dialect _DBValidationQuery=select 1 _DBQuartzDriverDelegate=org.quartz.impl.jdbcjobstore.MSSQLDelegate _DBForwardSlashes=// _DBProduct=MSSQL _DBProductName=sqlserver _DBPort=<Port_number> _DBInstanceName= _MSDBName=SOLUTIONINFO _MSDBUserName=<Username> _MSDBPassword=<Password> _silentEmailComponent=1 _silentMobileComponent=1 _silentAirprintComponent=0 _silentInstallPRSolution=1 _silentInstallMobileSolution=1 _silentInstallLiquibase=1
_installOption=Install _lddLoadBalancerIp=<IP_address> _lddDatabaseType=FIREBIRD _lddDatabaseIp=<IP_address> _lddDatabasePasswordEncrypted=<Firebird_Database_Password> _LDAPURL=ldap://<IP_address> _LDAPPort=389 _LDAPSearchBase=dc=kinton,dc=com _LDAPUserAttribute=sAMAccountName _LDAPUserName=username@kinton.com _LDAPPassword=<Password> _LDAPPasswordConfirm=<Password> _LDAPPasswordEncrypted=<Password> _LDAPAuthMethodState=Username _DBIp=<IP_address> _DBIntegratedSecurity=integratedSecurity=true; _DBName=;databasename=HYBRID; _DBUserName=<Username> _DBPassword=<Password> _DBDriver=com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver _DBDialect=org.hibernate.dialect.SQLServer2008Dialect _DBValidationQuery=select 1 _DBQuartzDriverDelegate=org.quartz.impl.jdbcjobstore.MSSQLDelegate _DBForwardSlashes=// _DBProduct=MSSQL _DBProductName=sqlserver _DBPort=3341 _DBInstanceName=<Instance_name> _MSDBIp=<IP_address> _MSDBName=HYBRID _MSDBUserName=<Username> _MSDBPassword=<Password> _MSDBInstanceName=<Instance_name> _silentEmailComponent=1 _silentMobileComponent=1 _silentAirprintComponent=0 _silentInstallPRSolution=1 _silentInstallMobileSolution=1 _silentInstallLiquibase=1
_installOption=Install _lddLoadBalancerIp=<LB IP Address> _lddDatabasePassword=<Firebird_Database_Password> _lddDatabasePasswordEncrypted=ENC (qJj0mHFqIm6dfigOL/57tw==) _lddDatabaseType=FIREBIRD _LDAPURL=<LDAP IP Address> _LDAPPort=<LDAP Port> _LDAPSearchBase=<LDAP Search Base> _LDAPUserAttribute=<LDAP User Attribute> _LDAPUserName=<LDAP Username> _LDAPPassword=<LDAP Password> _LDAPPasswordConfirm=<LDAP Password> _LDAPPasswordEncrypted=ENC (4dw4psQIC/uas/H7HMcqOQ==) _LDAPAuthMethodState= _DBIp=<DB IP Address> _DBName=/3050:SOLUTIONINFO _DBUserName=framework _DBPassword=<Firebird_Database_Password> _DBPasswordEncrypted=ENC (qJj0mHFqIm6dfigOL/57tw==) _DBProductName=firebirdsql _DBdriver=org.firebirdsql.jdbc.FBDriver _DBDialect=org.hibernate.dialect.FirebirdDialect _DBValidationQuery=select 1 from RDB$DATABASE _DBQuartzDriverDelegate=org.quartz.impl.jdbcjobstore.StdJDBCDelegate _DBForwardSlashes= _DBPRoduct=Internal Database _DBInstanceName= _DBPort=3050 _MSDBName= _MSDBUserName= _MSDBPassword= _silentEmailComponent=1 _silentMobileComponent=1 _silentAirprintComponent=1 _silentInstallPRSolution=1 _silentInstallMobileSolution=1 _silentInstallLiquibase=1
ファイルを保存します。
コマンドラインで、以下のように入力します。
ここで、
は、LPM インストーラのフォルダパスです。
は、LPM インストーラのバージョンです。
は、silent-settings.ini ファイルのフォルダパスです。
インストーラのバックアップ機能で、%allusersprofile%\Lexmark\PrintManagement\backuprestore フォルダに LPM 設定ファイルがコピーされます。
次のファイルが保存されます。
ロードバランサ | サーバー |
---|---|
|
|
以下のファイルが保存されます。これらは、インストール中にフィールドに事前入力して、設定を復元するために使用されます。
ロードバランサ | サーバー |
---|---|
|
|
LPM をアンインストールすると、元の Apache 設定ファイルが復元されます。インストール中に現在の LPM 設定を使用できるようにするには、システムをオフラインにする前にバックアップを実行します。
LDAP 情報の検索順序は以下のとおりです。
LDAP 情報は、%allusersprofile%\Lexmark\PrintManagement\backupRestore\ldapinfo.txt ファイルに保存されます。
LDAP 情報がソースから検出された場合、LPM はその情報をバックアップに対して使用し、他の LDAP ソースからの検索を中止します。たとえば、モバイル印刷ソリューションから LDAP 情報が検出された場合、IDM の検索には進みません。
バックアップ機能は、LDD バージョン 4.8.0 および LPM バージョン 2.3.11 以降で使用できます。
以前のバージョンの LPM からアップグレードする場合、LDD バージョン 4.8.5 以降が検出されるまでインストールは続行されません(⇒ 互換性のある LPM と LDD のバージョン)。
メモ:
Microsoft SQL Server を使用する場合は、以下を確認してください。
インストーラを実行する前に、Microsoft SQL Server Management Console を使用してインスタンスとデータベースを作成します。
Print Release テーブルへアクセスするときには、データベース所有者のデータベースアカウントを使用します。
Firebird は LDD にバンドルされている初期設定のシステムデータベースであり、LPM にも使用できます。Microsoft SQL Server は、Firebird の代替としても使用できます。Microsoft SQL Server の場合は、LPM インストーラを起動する前に LPM データベースを手動で作成してください。インストール中、LPM は各種 LPM データベース プロパティ ファイルに適切な接続文字列を設定します。また、指定されたデータベースに LPM テーブルが自動的に作成されます。インストールが非ハイブリッド設定であるかハイブリッド設定であるかによって、データソースが異なる場合があります。非ハイブリッド設定では、LDD と LPM の両方で同じデータベースが使用されます。ハイブリッド設定では、Firebird は LDD で使用され、Microsoft SQL Server は LPM で使用されます。
LPM は、以下の 3 つのデータベース プロパティ ファイルを参照します。
<install-Dir>\Lexmark\Solutions\apps\printrelease\WEB-INF\classes\database.properties—実行中に PrintReleasev2 ソリューションによって参照されるデータベース設定が含まれています。
<install-Dir>\Lexmark\Solutions\apps\lpm\WEB-INF\classes\database-production-config.properties—LPM 管理者ポータルのデータベース設定が含まれています。
<install-Dir>\Lexmark\Solutions\apps\idm\WEB-INF\classes\database-production-config.properties—アイデンティティ管理サービスのデータベース設定が含まれています。
たとえば、LPM 管理者ポータルのデータベース設定には、初期設定およびセカンダリのデータソースセクションが含まれています。非ハイブリッド設定では、初期設定データソースとセカンダリデータソースは同じデータベースをポイントします。ハイブリッド設定では、初期設定データソースは LPM Microsoft SQL Server データベースをポイントし、セカンダリデータソースは LDD Firebird データベースをポイントします。
インストール中、LPM は、バックアップファイルからデータベース情報を取得して、そのデータをフィールドに事前に入力します。情報が正しいことを確認してください。バックアップファイルを使用できない場合、フィールドは空になります。
LPM では、以下がサポートされます。
Firebird への LPM および LDD のワークグループインストール
Firebird への LPM および Microsoft SQL Server への LDD のハイブリッドインストール
Microsoft SQL Server への LDD および LPM の完全インストール
Microsoft SQL Server を使用する場合は、プリントリリースデータベースのインスタンス名を指定できます。インスタンス名とポート番号を指定しない場合は、初期設定のインスタンスとポート番号が使用されます。ポート番号を変更した場合は、ポート番号を指定します。最も一般的な初期設定ポート番号は 1433 です。
名前付きインスタンスを使用するには、[インスタンス名]フィールドに名前を入力します。ポート番号の指定はオプションです。ただし、指定する場合は、指定したインスタンス名のポート番号が正しいことを確認してください。
Microsoft SQL Server を使用している場合に、Windows 認証または Microsoft SQL Server 認証を使用するには、[Integrated Security]を選択します。[Microsoft SQL Server]を選択した場合は、ユーザー名とパスワードを入力します。
[Integrated Security]を選択した場合は、データベースに対する db_owner 権限を持つユーザーとして LPM インストーラを実行する必要があります。次に、[ユーザー名]フィールドと[パスワード]フィールドに資格情報を入力する必要があります。
Microsoft SQL Server 認証を使用し、Microsoft SQL Server を LPM にのみ使用する場合は、以下の操作を実行します。
テキストエディタを使用して、以下のファイルを開きます。
apps\printrelease\WEB-INF\classes\database.properties
apps\idm\WEB-INF\classes\database-production-config.properties
apps\lpm\WEB-INF\classes\database-production-config.properties
apps\MFPAuth\WEB-INF\classes\database.properties
services\lpm-reports-service\application.properties
プレーンテキストを使用して、暗号化されたパスワードを更新します。
送信元:
dataSource.password = ENC(TO86KjCYKsH7XoInQ1gj/gxj9390+C/g)
送信先:
dataSource.password = newpassword
Lexmark ソリューションのアプリケーションサーバーサービスを再起動します。
[サービス]ダイアログボックスに移動します。
以下の項目を見つけます。
Lexmark Solutions Application Server
Lexmark Solutions Apache Agent
Lexmark レポートアグリゲータサービス
サービスを右クリックし、[ログオン]タブをクリックします。
[アカウント]が選択されていることを確認し、パスワードを入力します。
[OK]をクリックします。
LPM インストーラでは、インストール中に LDAP 情報を入力して、適切な場所に情報を書き込むことができます。パスワードは、各場所で暗号化されます。LPM は、バックアップファイルから LDAP 情報を取得し、そのデータをフィールドに事前に入力します。情報が正しいことを確認してください。バックアップファイルを使用できない場合、フィールドは空になります。
ユーザーによる LPM へのアクセスを検証するために使用する必要がある LDAP 情報を入力します。LDAP サーバーの完全な URL を入力します。たとえば、
または です。ここで、 は、LDAP サーバーの IP アドレスです。LDAP ポート番号は、個別のフィールドとして収集されるので、URL フィールドには入力しないでください。LDAP および LDAPS でサポートされるポート番号の詳細については、LDAP および LDAPS の標準ポート番号を参照してください。匿名接続を使用することも、LDAP サーバーに接続するための資格情報を入力することもできます。
LDAPS を使用した場合、信頼できない SSL 証明書が原因でテストが失敗する可能性があります。接続を試行する前に、サーバーに SSL 証明書をインストールしてください。インストール時に[SSL 証明書確認を無視]を選択すれば、LPM インストーラに LDAP SSL 検証を無視させることもできます。
プリントリリースでは LDAP 設定の指定はオプションですが、以下の場合には必須です。
Print Management Console にアクセスする
モバイルデバイスを使用してジョブを送信する
AirPrint を使用してジョブを送信する
LDAP 設定は、インストール中にプロパティファイルに書き込まれます。インストール後に、ソリューション設定が正しく構成されていることを確認してください。
複数ドメイン環境で LDAP 設定を更新する場合は、ldap.properties ファイルを更新します。このファイルは、 <install-Dir>\Lexmark\Solutions\apps\printrelease\WEB-INF\classes フォルダにあります。ここで、 <install-Dir> は、LPM のインストールフォルダです。更新後、Lexmark ソリューションのアプリケーションサーバーサービスを再起動します。
メモ:
LDAP 証明書が自己署名されている場合は、Java キーストアに証明書を追加します。
コマンドプロンプトから
に移動します。「
」と入力します。ここで、
は LDD インストールパスです。
は、キーストア内の証明書のエイリアスとなる、一意の英数字文字列です。
は、証明書ファイルへのパスです。
Lexmark ソリューションのアプリケーションサーバー(LSAS)サービスを再起動します。
このセクションはオプションです。環境に複数のドメインがある場合にのみ適用されます。
[ソリューション構成]で複数ドメインのサポートが有効になっている場合は、以下の操作を実行します。
テキストエディタを使用して、 <install-Dir>\Lexmark\Solutions\apps\printrelease\WEB-INF\classes\ldap.properties 設定ファイルを開きます。ここで、 <install-Dir> は、LDD のインストールフォルダです。
以下のエントリを設定します。
# comma-separated list of all fully qualified domain name (all in lower case, no spaces) ldap.domainNames= # determines how we search for direct print user's domain otherwise, use name as is # 0 = don't search; use name as is # 1 = stop search at first match # 2 = search all domains and select only if one match found; ldap.searchUsers=
# ldap settings for each domain; all entries required but can be left blank if not needed/applicable. # Change <domain> to appropriate value, for example, if domain is "somegroup.somecompany.com", then # ldap.somegroup.somecompany.com.server=somevalue ldap.<domain>.server= ldap.<domain>.port= #valid value for the ssl is either 0 or 1 ldap.<domain>.ssl= ldap.<domain>.searchbase= ldap.<domain>.domain= ldap.<domain>.loginuser= ldap.<domain>.loginpw= ldap.<domain>.userattr= ldap.<domain>.mailattr= ldap.<domain>.homedirattr= ldap.<domain>.custom1attr= ldap.<domain>.custom2attr= ldap.<domain>.custom3attr= # LPM-Scan To Network settings domain is always required; should be the short domain name snf.<domain>.domain= # user and pw can be left blank if not using a service account snf.<domain>.user= snf.<domain>.pw= # fileshare can be left blank if not using one of the Fileshare destination options snf.<domain>.fileshare=
ファイルを保存します。
Lexmark ソリューションのアプリケーションサーバーサービスを再起動します。
テキストエディタを使用して、 <install-Dir>Lexmark\Solutions\apps\idm\WEB-INF\classes\idm-production-config.properties ファイルを開きます。ここで、 <install-Dir> は、LDD のインストールフォルダです。
以下のエントリを設定します。
# This section SHOULD always be present primary.idm.ldap.url= primary.idm.ldap.base= primary.idm.ldap.userAttribute= primary.idm.ldap.userDn= primary.idm.ldap.password= primary.idm.ldap.domain= primary.idm.ldap.custom1attr= primary.idm.ldap.custom2attr = primary.idm.ldap.custom3attr = # Make sure to add and configure the following entries for each domain in your environment with their appropriate values, where <domain> is the short name for the domain <domain>.idm.ldap.url= <domain>.idm.ldap.base= <domain>.idm.ldap.userAttribute= <domain>.idm.ldap.userDn= <domain>.idm.ldap.password= <domain>.idm.ldap.domain= <domain>.idm.ldap.custom1attr= <domain>.idm.ldap.custom2attr = <domain>.idm.ldap.custom3attr = # These are the common properties idm.token.expirationInMinutes=60 idm.token.maxTokensToPrune=1000 idm.lddLoadBalancer= idm.ldd.baseUri= grails.server.port.http= grails.server.port.https= grails.plugins.springsecurity.portMapper.httpPort= grails.plugins.springsecurity.portMapper.httpsPort= tomcat.keystorePath = tomcat.keystorePassword = idp.client_credentials.1= idp.client_credentials.2=
ファイルを保存します。
Lexmark ソリューションのアプリケーションサーバーサービスを再起動します。
コンピュータで、LPM プレミス Chrome 拡張機能パッケージを解凍します。
テキストエディタを使用して、staticVariables.js ファイルを開きます。
以下の変数を更新します。
ここで、
は IDP URL です。
は LPM URL です。
var url_idp = "https://233.233.233.233" var url_lpm = "https://233.233.233.233"
LPM プレミス Chrome 拡張機能を .zip ファイルにパッケージ化し、ユーザーがインストールできるように配布します。