1. rf IDEAS Ethernet 241 アダプタを取り付けます。詳細については、 rf IDEAS Ethernet 241 アダプタを取り付ける を参照してください。

2. rf IDEAS Ethernet 241 アダプタを設定します。

   • 検出ツールを使用する方法の詳細については、 rf IDEAS 検出ツールを使用して rf IDEAS Ethernet 241 を設定する を参照してください。

   • Lexmark プリントリリースアダプタ管理ツールの使いかたの詳細については、 Lexmark プリントリリースアダプタ管理ツールを使用して rf IDEAS Ethernet 241 を設定する を参照してください。

3. 必要に応じて、rf IDEAS バッジリーダーを設定します。詳細については、 rf IDEAS バッジリーダーを設定する を参照してください。

4. クライアントプロファイルを設定します詳細については、 クライアントプロファイルを設定する を参照してください。

5. ユーザー認証を設定します詳細については、 ユーザー認証を設定する を参照してください。

6. Lexmark Print Management Console 機能を設定します詳細については、 Print Management Console 機能を設定する を参照してください。

7. LDD サーバーをオンラインに設定します詳細については、 サーバーのステータスを変更する を参照してください。

rf IDEAS Ethernet 241 アダプタを取り付ける

1. コンピュータから、rf IDEAS Ethernet 241 の RJ-45 ネットワークポートをネットワークに接続します。

2. rf IDEAS Ethernet 241 の RJ-45 プリンタポートをプリンタのネットワークポートに接続します。

3. バッジリーダーを rf IDEAS Ethernet 241 のシリアルポートまたは USB カードリーダーのポートに接続します。

rf IDEAS 検出ツールを使用して rf IDEAS Ethernet 241 を設定する

メモ：

• rf IDEAS 検出ツールを使用するには、ファームウェアバージョン 2.02 以降が必要です。
• 多くのプリンタに展開する場合は、このツールを使用することをお勧めします。

1. コンピュータで、すべての rf IDEAS Ethernet 241 アダプタの IP アドレスが含まれたファイルを作成します。

   サンプルファイル

   192.168.0.3 192.168.0.120 192.168.24.3 192.168.25.6

2. 検出ツールを実行し、すべての rf IDEAS Ethernet 241 アダプタの IP アドレスが含まれたファイルをロードします。

3. rf IDEAS Ethernet 241 が LPM サーバーをポイントするための HTML ファイルを作成します。

   メモ：  rf IDEAS からサンプルファイルが提供されています。

4. 以下の項目が HTML ファイルに追加されていることを確認します。

   data_serv_addr=<LB IP Address> data_serv_port=9780 data_str=/lmc/rws/jsapi/v1/rfideas?profile=RFIDeas&cardid=$1&mac=$2&luid=$3&seq=$4&ip=$5 data_retry_count=10 data_retry_sleep=2 data_long_beep=2 data_shrt_beep=5

5. HTML ファイルを Web 共有に保存します。

6. 検出ツールで、Web 共有の URL を入力します。

7. プリンタを選択し、［ 241 デバイスの設定 ］をクリックします。

   メモ：   data_serv_port 設定は［241 構成設定］リストに表示されません。

Lexmark プリントリリースアダプタ管理ツールを使用して rf IDEAS Ethernet 241 を設定する

1. コンピュータで、すべての rf IDEAS Ethernet 241 アダプタの IP アドレスが含まれたファイルを作成します。LPM サーバーから、プリントリリースアダプタ管理を起動します。次のいずれかを実行します。

   • <install-Dir> \ThirdPartyConfig フォルダに移動します。ここで、 <install-Dir> は、LPM のインストールフォルダです。

   • コマンドラインから、以下のいずれかを入力します。

     • ..jre\bin\java.exe -jar lpm-third-party-config*.jar

     • run.bat

     • run

2. Print Management Console の資格情報を入力します。

3. ［Address\Subnet of Adapters］フィールドに、プリンタ検出用の IP アドレスまたはサブネットを入力し、［ 検索 ］をクリックします。

   メモ：  サブネットを検索する際に、IP アドレスの末尾にアスタリスクワイルドカード文字（ * ）を使用すると、そのサブネット内のすべてのプリンタを検索できます。たとえば、「 10.10.10.* 」と入力すると、10.10.10.1 ～ 10.10.10.255 の範囲内で検出されたすべてのプリンタが検索されます。

4. Lexmark プリントリリースアプリケーションで使用するアダプタを選択し、［ 設定 ］をクリックします。

rf IDEAS バッジリーダーを設定する

1. コンピュータから rf IDEAS PCProxConfig アプリケーションを実行します。

   メモ：  PCProxConfig アプリケーションを使用して、バッジのビット長を設定することもできます。rf IDEAS デバイスに接続するには、IP アドレスとそれに続く適切なポート番号を使用します。シリアルバッジリーダー用のポート番号 2000、または USB バッジリーダー用のポート番号 2001 を使用します。

2. rf IDEAS Ethernet 241 の IP アドレスに接続します。

3. ［ データ形式 ］タブをクリックします。

4. バッジに使用されるビット数を設定します。

メモ：

• バッジ番号を表示するには、Telnet プロトコルで rf IDEAS デバイスの IP アドレスを使用し、バッジをスキャンします。
• rf IDEAS デバイスの設定を確認するには、IP アドレスとそれに続く初期設定の Telnet ポート番号 23 で Telnet プロトコルを使用します。このプロセスでは、 data_serv_addr 、 data_serv_port 、 data_str の値を確認できます。形式は、ロードバランサの URL および正しいポート（9780）と一致する必要があります。

クライアントプロファイルを設定する

1. Lexmark 管理コンソールで、 ［ソフトウェアクライアントグループ］ タブをクリックします。

2. ［ソフトウェアクライアントグループ］セクションで、 ［プリントリリース］ を選択します。

3. ［タスク］セクションで、 ［クライアントプロファイル］ を選択します。

4. ［アドレス］フィールドに、プリンタと LPM プリントサーバーの IP アドレスを入力します。

5. ［追加］ > ［保存］ をクリックします。

ユーザー認証を設定する

1. Lexmark 管理コンソールで、［ ソリューション ］タブをクリックします。

2. ［ソリューション］セクションで、［ PrintReleasev2 ］を選択します。

3. ［タスク］セクションで、［ 構成設定 ］を選択します。

4. ［ユーザー認証］メニューで、［ LDAP 検索のバッジ ］または［ データベース検索のバッジ ］を選択します。

5. ［ 適用 ］をクリックします。

カード認証や rf IDEAS Ethernet 241 デバイスなどの異なる認証方法を同時に使用する環境では、ローカル認証を設定します。この設定は、グローバル認証ソリューションの設定を上書きします。グローバルおよびローカルソリューションの設定の詳細については、「 Lexmark Document Distributor 管理者ガイド 」を参照してください。

混合認証環境で使用できるシナリオの例を以下に示します。

• グローバル認証ソリューションの設定を［ デバイスによる入力 ］に設定します。［ソフトウェアクライアントグループ］認証設定を［ LDAP 検索のバッジ ］または［ データベース検索のバッジ ］に設定します。また、環境に適したソフトウェアクライアント認証方法を選択することもできます。

• グローバル認証ソリューションの設定を［ LDAP 検索のバッジ ］に設定します。また、環境に適したソフトウェアクライアント認証方法を選択し、［ソフトウェアクライアントグループ］認証設定を［ デバイスによる入力 ］に設定することもできます。

Print Management Console 機能を設定する

以下のいずれかの手順を実行します。

• 数量制限を設定します（⇒ 数量制限 ）。

• 代理人リストを設定します（⇒ 代理人 ）。

• ポリシーを設定します（⇒ ポリシー ）。

コンピュータから印刷ジョブを送信する

1. ファイルまたは画像を開きます。

2. 印刷オプションを選択し、プリントリリースキューを選択します。

3. ［印刷］ をクリックします。

4. メッセージが表示されたら、E メールアドレスとパスワードを入力します。

プリンタを使用して印刷ジョブをリリースする

1. プリンタで、カードリーダーのバッジをタップします。

   バッジをタップすると、Ethernet 241 アダプタからビープ音が 1 回なります。それに続くビープ音は、カード認証の状態を示します。

   • 短いビープ音 3 回 —Ethernet 241 アダプタと Lexmark 印刷管理プリントリリースとの間の通信が正常に行われました。キューに入れられた印刷ジョブをリリースするための要求が行われます。

     メモ：  ユーザーアカウントが正しく設定されていない場合、またはキューに入れられたジョブがユーザーの数量制限を超えている場合、ジョブは印刷されません。また、［バッジ］タブのバッジ ID 値が正しく設定されていることを確認します。

   • 長いビープ音 2 回 —プリンタの IP アドレスを特定できません。Ethernet 241 アダプタとプリンタの接続が正しく機能していることを確認します。

   • 短いビープ音 5 回と長いビープ音 2 回 —Ethernet 241 アダプタと Lexmark 印刷管理サーバーとの間の通信に失敗しました。Ethernet 241 アダプタが正しく設定されていて、ネットワーク接続が正しく動作していることを確認します。

   • ビープ音なし —Lexmark 印刷管理サーバーは、キューに入っている印刷ジョブをリリースする要求を受信しましたが、応答できません。システムが正しく設定されていることを確認します。

2. プリンタのホーム画面で、［ プリントリリース ］をタッチします。

3. 1 つ以上の印刷ジョブを選択します。

   メモ：  委任されたジョブを印刷するには、必要に応じて をタッチして、ユーザー名を選択してから印刷ジョブを選択します。

4. 必要に応じて印刷設定を変更します。［印刷］ボタンの横にある をタッチし、［ 印刷設定の変更 ］をタッチして、以下のいずれかを実行します。

   • ［ 設定 ］をタッチしてから、以下を設定します。

     • コピー部数

     • カラー

       メモ：  一部のファイル形式では、モノクロの印刷ジョブをプリンタでカラーに変更できません。

     • ［ 印刷面 ］—印刷ジョブは用紙の片面のみまたは両面に印刷されます。

   • ［ 仕上げオプション ］をタッチし、以下のいずれかを設定します。

     • ［ ホチキス ］—印刷済みジョブをホチキスで留めます。

     • ［ ホールパンチ ］—印刷済みジョブに穴をパンチします。

     メモ：  これらの設定は、Lexmark 印刷管理クライアントの構成に応じて利用可能です。

5. ［ 印刷 ］をタッチします。

メモ：

• Lexmark 印刷管理プリントリリースサーバーは、rf IDEAS Ethernet 241 に接続されたプリンタへの印刷ジョブの送信のみを試みます。サーバーは、全ジョブが正常に印刷されたかどうかを確認しません。数量制限が有効になっている場合、数量制限は、全ジョブが正常に印刷されるという前提で更新されます。
• Ethernet 241 アダプタを搭載したプリンタがカラープリンタではない場合に、カラージョブがリリースされると、カラーの数量制限が更新されます。Lexmark 印刷管理プリントリリースサーバーは、プリンタにカラー機能があるかどうか、またはプリンタでカラーが有効になっているかどうかを確認しません。
• バッジをスワイプしたユーザーのカード認証が成功すると、キューに入っているそのユーザーのすべての印刷ジョブがリリースされます。数量制限が有効になっている場合は、ユーザーの数量制限がキューに入っているすべてのジョブを印刷するのに十分であることを確認してください。
• 数量制限が有効な場合、キューに入っている合計ページ数がユーザーの数量制限を超えていると、ジョブは印刷されません。この場合に、キューに入れられたジョブを印刷するには、数量制限を増やすか、ジョブを 1 つ以上削除します。たとえば、数量制限の残りが 3 ページのときに 4 件の 1 ページジョブが印刷キューで待機している場合、キューに入っているすべてのジョブが印刷されません。