EWS を使用して宛先を管理する

アプリケーションを構成するには、管理者権限が必要になることがあります。

EWS にアクセスする

メモ:  Internet Explorer を使用する際には、互換性表示でイントラネットサイトが表示されないようにしてください。詳細については、ブラウザのヘルプ情報を参照してください。
  1. プリンタの IP アドレスを確認します。次のいずれかを実行します。

    • プリンタのホーム画面で IP アドレスを確認します。

    • プリンタのホーム画面で、 [設定] > [ネットワーク/ポート] > [ネットワークの概要] をタッチします。

  2. Web ブラウザを開き、プリンタの IP アドレスを入力します。

    メモ:  推奨される Web ブラウザのリストについては、 Readme ファイルを参照してください。

ネットワーク宛先を設定する

  1. EWS からアプリケーションの設定ページに移動します。

    アプリ > スキャンセンター > 設定

  2. [ネットワークフォルダ] > [ネットワークフォルダの作成] の順にクリックします。

  3. 接続の種類を選択し、以下のいずれかの手順を実行します。

    • SMB の場合は、ネットワークフォルダを入力するか参照します。

    • FTP または SFTP の場合は、FTP アドレスとポート番号を入力します。

      メモ:  SFTP の場合は、ポート番号を 22 に設定します。
  4. 設定を行います。

  5. [保存] をクリックします。

メモ:

[ネットワークフォルダ]メニューの概要

設定

説明

ユーザーにプリンタ操作パネルでの宛先の作成を許可

プリンタ操作パネルで宛先を作成できます。

ネットワークフォルダを作成

宛先を作成します。


名前と場所

設定

説明

ユーザーにプリンタ操作パネルでの編集を許可

プリンタ操作パネルで設定を編集できます。

ネットワークパスを表示

ネットワークパスを表示します。

名前を表示

宛先の名前。

ドメイン

ログイン認証用のドメインを指定できます。

接続の種類

SMB 1

FTP

SFTP

宛先が使用する接続の種類を設定します。

フォルダのアドレス

宛先のネットワークアドレスを指定します。

ポート

サーバーへの通信にプリンタで使用するポート番号です。

メモ:  この設定は、[接続の種類]が FTP または SFTP に設定されている場合にのみ表示されます。

パッシブモードを使用する

プリンタは、パッシブモードを使用してサーバーと通信します。

メモ:  この設定は、[接続の種類]が FTP に設定されている場合にのみ表示されます。

プリンタ操作パネルでの認証オプションの編集を許可

プリンタ操作パネルで認証オプションを編集できます。

認証オプション

使用しない 1

ユーザーに資格情報を要求せずに、宛先へのアクセスを許可します。

認証オプション

MFP 認証資格証明書を使用

プリンタへのログインに使用する資格情報と同じ資格情報を使用します。

認証オプション

ユーザー名とパスワードを要求

宛先にアクセスするユーザーに資格情報の入力を求めます。

認証オプション

静的ユーザー名とパスワードを使用

[ユーザー名]および[パスワード]フィールドで定義されている資格情報を使用します。このオプションでは、プリンタ操作パネルで資格情報を入力する必要はありません。

ユーザー名

静的ユーザー名を設定します。

メモ:  この設定は、[認証オプション]が [静的ユーザー名とパスワードを使用] に設定されている場合にのみ表示されます。

パスワード

静的パスワードを設定します。

メモ:  この設定は、[認証オプション]が [静的ユーザー名とパスワードを使用] に設定されている場合にのみ表示されます。

詳細オプション

ユーザー権限を検証

ネットワーク接続をテストして、ネットワークフォルダへの書き込みアクセスを設定できます。バックグラウンドでは、アプリケーションがネットワーク上に一時ファイルを作成し、後でそれを削除します。

メモ:  無効にすると、接続のテストのみを行い、書き込みアクセスは確認しません。

詳細オプション

ジョブの送信時にスワップファイルを使用する

ジョブの送信中に、実際のファイル名を一時ファイル名に置き換えることができます。

詳細オプション

ユーザーにフォルダの作成を許可

宛先にフォルダを作成できます。

詳細オプション

ユーザー名のフォルダで開始

スキャンされた原稿を、宛先として登録されたユーザーの名前が付けられたフォルダに保存できます。

メモ:  この設定は、[ユーザーにフォルダの作成を許可]が有効な場合にのみ表示されます。

詳細オプション

基本 XML ファイルを有効にする

スキャンジョブに関する詳細の一覧を示す基本 XML ファイルを送信先に作成します。


ファイル

設定

説明

ファイル名

スキャンした原稿の初期設定のファイル名を入力します。

メモ:

  • ファイル名は、255 文字以内にする必要があります。
  • ファイル拡張子は、[ファイル形式]フィールドの値に基づいて自動的に生成されます。

タイムスタンプを追加

スキャンした原稿のファイル名にタイムスタンプを含めます。ファイル名が指定されておらず[ファイル名を求める]が有効になっていない場合は、タイムスタンプがファイル名になります。

ファイル名の入力を求める

スキャンした原稿のファイル名を指定できます。

メモ:

  • この設定を選択すると、[ファイル名]フィールドは無効になり、空白になります。この設定は、基本設定でのみ使用可能です。
  • この設定が選択され、カスタムプロンプトが有効になっている場合、ファイル名の値を求めるプロンプトが優先されます。

既存のファイル名を上書き

同じ名前の既存のファイルを自動的に置き換えます。

複数のドキュメントにカウンタを追加

ファイル名に連続した番号を追加します。

メモ:  この設定は、[ファイル形式]が [TIFF(.tif)] 、[TIFF タイプ]が [複数ファイル] 、[ファイル形式]が [JPEG(.jpg)] に設定されている場合にのみ適用されます。

カウンタの形式

-1 1

_001

複数のファイルドキュメントに対するカウンタの形式を設定します。

メモ:  [-1]は新しい形式で、[_001]は従来の形式であり、ここで「1」は増分値です。

ファイル形式

TIFF (.tif)

JPEG (.jpg)

PDF(.pdf) 1

XPS (.xps)

TXT(.txt) 2

RTF(.rtf) 2

DOCX(.docx) 2

CSV(.csv) 2

スキャンした原稿のファイル形式を設定します。

TIFF タイプ

単一ファイル 1

複数ファイル

スキャンした TIFF ドキュメントのファイルタイプを選択します。

メモ:  この設定は、[ファイル形式]が [TIFF(.tif)] に設定されている場合にのみ表示されます。

PDF タイプ

高圧縮

アーカイブ

セキュア

PDF パスワード

検索可能 2

スキャンした PDF ドキュメントのファイルタイプを選択します。

メモ:

  • この設定は、[ファイル形式]が [PDF(.pdf)] に設定されている場合にのみ表示されます。
  • [PDF パスワード]は、[PDF タイプ]が [セキュア] に設定されている場合にのみ表示されます。
JPEG 品質

内容に最適

スキャンした原稿の最適な品質をプリンタで自動的に設定します。

JPEG 品質

品質(5 ~ 95)

[JPEG 品質]を手動で設定します。

メモ:  この設定は、[原稿内容に最適な設定]が無効になっている場合にのみ表示されます。


E メール送信先を設定する

  1. 内蔵 Web サーバーからアプリケーションの設定ページに移動します。

    アプリ > スキャンセンター > 設定

  2. [E メール] > [E メールの作成] の順にクリックします。

  3. 設定を構成します。

  4. [保存] をクリックします。

メモ:

FAX 送信先を設定する

  1. 内蔵 Web サーバーからアプリケーションの設定ページに移動します。

    アプリ > スキャンセンター > 設定

  2. [FAX] > [FAX の作成] の順にクリックします。

  3. 設定を行います。

    メモ:  プリンタ操作パネルで、ユーザーが送信先を編集できないようにすることもできます。
  4. [保存] をクリックします。

メモ:

リモートプリンタ送信先を設定する

サポートされているプリンタで原稿をスキャンし、ネットワーク上の別のプリンタにスキャンした原稿を送信します。

  1. 内蔵 Web サーバーからアプリケーションの設定ページに移動します。

    アプリ > スキャンセンター > 設定

  2. [リモートプリンタ] > [リモートプリンタを作成] の順にクリックします。

  3. 設定を構成します。

  4. [保存] をクリックします。

メモ:

ショートカットを作成する

よく使用する宛先のコレクションを作成できます。この宛先はプリンタ操作パネルからアクセスできます。コピー、FAX、E メール送信、スキャンと宛先への送信(FTP など)に関して保存した設定を、これらのショートカットに含めることができます。

メモ:  ショートカットに複数の宛先を追加するには、プリンタハードディスクが必要です。プリンタハードディスクの取り付けの詳細については、プリンタの 『ユーザーズガイド』 を参照してください。
  1. EWS からアプリケーションの設定ページに移動します。

    アプリ > スキャンセンター > 設定

  2. [ショートカット] > [ショートカットを作成] の順にクリックします。

  3. 設定を行います。

  4. 宛先を選択または作成し、ショートカットに追加して、 [保存] をクリックします。

    メモ:  宛先を設定するには、 EWS を使用して宛先を管理する を参照してください。
  5. 必要に応じて、ショートカットをカスタマイズします。

  6. [保存] をクリックします。

メモ:

ショートカットに関して次の機能を設定することもできます。

[カスタムプロンプト]メニューの概要

メニュー項目

説明

タイプ

文字列

テキスト文字列を入力する必要があります。

タイプ

整数

数値を入力する必要があります。

タイプ

メッセージ

プリンタディスプレイにメッセージが表示されます。このプロンプトにはユーザー入力は不要です。

タイプ

ブール値

オプションの真偽を選択する必要があります。

タイプ

単一選択

一覧から 1 つのオプションを選択する必要があります。

タイプ

複数選択

一覧から複数のオプションを選択できます。

名前

プロンプト名。

プロンプトテキスト

プリンタディスプレイに表示されるテキスト。

初期設定

プロンプトの初期値。

最小の長さ

プロンプトテキストへの応答としてユーザーが入力できる最小文字数。

メモ:  このメニュー項目は、[タイプ]が [文字列] に設定されている場合にのみ表示されます。

最大の長さ

プロンプトテキストへの応答としてユーザーが入力できる最大文字数。

メモ:  このメニュー項目は、[タイプ]が [文字列] に設定されている場合にのみ表示されます。

最小

プロンプトテキストへの応答としてユーザーが入力できる最小文字数。

メモ:  このメニュー項目は、[タイプ]が [整数] に設定されている場合にのみ表示されます。

最大

プロンプトテキストへの応答としてユーザーが入力できる最大文字数。

メモ:  このメニュー項目は、[タイプ]が [整数] に設定されている場合にのみ表示されます。

パスワード

いいえ

はい

ディスプレイに入力された各文字をアスタリスクに変換します。

メモ:  このメニュー項目は、[タイプ]が [文字列] または [整数] に設定されている場合にのみ表示されます。

初期設定

カスタムプロンプトの初期設定の選択。

メモ:  このメニュー項目は、[タイプ]が [ブール値] に設定されている場合にのみ表示されます。

初期設定の項目の位置

プロンプトの項目の一覧内の初期値。

メモ:  このメニュー項目は、[タイプ]が [単一選択] に設定されている場合にのみ表示されます。

項目

プロンプトの項目の一覧内にある項目。

メモ:  このメニュー項目は、[タイプ]が [単一選択] または [複数選択] に設定されている場合にのみ表示されます。


[バーコード]メニューの概要

メニュー項目

説明

最初のページのみ

ページテンプレート

プリンタは、スキャンした原稿の最初のページでバーコードテンプレートを認識します。

他のすべてのページ

ページテンプレート

プリンタは、スキャンした原稿の 2 ページ目以降でバーコードテンプレートを認識します。

ファイル名

選択したバーコードのファイル名。

バーコードフィールド

バーコードを選択して、原稿がスキャンされたときに認識します。