Print Management Console 機能を使用する

標準設定では、ページに表示される機能は、［ダッシュボード］、［印刷キュー］、［代理人］、［バッジ］のみです。その他の機能を表示するには、その他の機能を表示するを参照してください。

ダッシュボード

メモ： Lexmark レポートアグリゲータサービスで構成された設定によりデータ更新の頻度が決定されます。詳細については、『Lexmark 印刷管理オンプレミス設定ガイド』を参照してください。

Print Management Console で、［ダッシュボード］をクリックします。
以下のいずれかの手順を実行します。
ダッシュボードの作成
1. ［アクション］ > ［ダッシュボード］ > ［作成］の順にクリックします。
2. 一意の名前を入力してください。
  メモ：ダッシュボード名は大文字と小文字が区別されます。
3. ［作成］をクリックします。
カードの作成
1. ダッシュボードを選択し、［アクション］ > ［カードの追加］の順にクリックします。
2. 一意の名前を入力してください。
3. レポートの種類を選択してから、設定を構成します。
  メモ：（レポートの種類の詳細 ⇒ レポートを理解する）
4. ［カードの追加］ > ［完了］に順にクリックします。
カードレイアウトの変更
1. ダッシュボードを選択して、［アクション］ > ［表示を変更］の順にクリックします。
2. 列数を選択します。
ダッシュボードの名前変更
1. ダッシュボードを選択して、［アクション］ > ［ダッシュボード］ > ［名前の変更］の順にクリックします。
2. 一意の名前を入力してください。
  メモ：ダッシュボード名は大文字と小文字が区別されます。
3. ［名前の変更］をクリックします。
デフォルトのダッシュボードの設定
デフォルトのダッシュボードには、ダッシュボードのリストにある名前の横にがあります。
ダッシュボードを選択し、［アクション］ > ［ダッシュボード］ > ［デフォルトに設定］の順にクリックします。
E メールレポートの管理
［アクション］ > ［ダッシュボード］ > ［レポート作成の設定］をクリックします。
メモ：詳細については、E メールレポートの管理を参照してください。

レポートを理解する

レポートの種類	レポート項目
カラーとモノクロの比較—カラーとモノクロの印刷ジョブの総数を表示します。	カード名グラフの種類期間
両面印刷と片面印刷の比較—両面印刷および片面印刷ジョブの総数を表示します。
ジョブの種類—種類ごとの送信ジョブの総数を表示します。
印刷済みと削除済みの比較—送信済みページ数に基づく、印刷済みページ数と削除済みページ数を表示します。削除済みページとは、期限切れ、または手動で削除されたページのことです。
環境への影響—節約の可能性や環境への影響など、プリンタの使用状況に関する分析を表示します。	カード名長さの単位—レポートを表示するときの単位として、ヤードポンド法またはメートル法のいずれかを選択できます。期間
印刷済みページ—印刷されたジョブの総数を表示します。	カード名グラフの種類期間間隔—日ごと、週ごと、月ごと、または年ごとのレポートデータを表示できます。メモ：［自動］を選択すると、週ごとのデータが表示されます。
ジョブの種類別上位プリンタ—ジョブの種類ごとに使用頻度の高いプリンタを表示します。グラフは、ページカウントに基づいてソートされます。	カード名ジョブの種類プリンタ台数期間
ジョブの種類別上位ユーザー—ジョブの種類ごとに使用頻度の高いユーザーを表示します。グラフは、ページカウントに基づいてソートされます。	カード名ジョブの種類ユーザー数期間

印刷キューと再印刷キュー

印刷キュー機能を使用して、送信済みのジョブのうち、印刷または削除されていないすべてのジョブを確認します。

再印刷キュー機能を使用して、送信済みのジョブのうち、少なくとも 1 回は印刷されたもののまだ削除されていないすべての印刷ジョブを確認します。

構成設定により、以下のいずれかを Print Management Console で実行します。
- ［印刷キュー］または［再印刷キュー］をクリックします。
- ［印刷ジョブ］ > ［印刷キュー］または［再印刷キュー］の順にクリックします。
印刷ジョブを管理します。
- ［フィルタ］フィールドにキーワードを入力してリストをフィルタリングし、をクリックします。
  メモ：特殊文字や記号を使用しないでください。
- をクリックして列の表示/非表示を切り替えます。
- をクリックしてリストを更新します。
- 印刷ジョブの委任、印刷、または削除を行います。
  メモ：グループに委任する場合、印刷管理コンソールユーザーポータルにはグループ ID のみが表示されます。

代理人

ユーザーやグループ代理人を表示および管理します。

代理人とは、別のユーザーのジョブを印刷することが許可されているユーザーです。たとえば、管理アシスタントはエグゼクティブが送信した印刷ジョブを印刷できます。

メモ：

任意の個人を代理人として、または複数のユーザーの代理人グループの一員として指定することができます。ただし、各ユーザーに指定できるのはそれぞれ 1 人の個人代理人または 1 つの代理人グループのみです。
グループに委任する場合、印刷管理コンソールユーザーポータルにはグループ ID のみが表示されます。

Print Management Consoleで、［代理人］をクリックします。
代理人を管理します。
- ［フィルタ］フィールドにキーワードを入力してリストをフィルタリングし、をクリックします。
  メモ：特殊文字や記号を使用しないでください。
- をクリックしてリストを更新します。
- ユーザーまたはグループの追加、編集、削除を行います。
  メモ：
  - グループには、一度に 1 人しか追加できません。
  - 複数ドメインのサポートが有効な場合は、user@domain.com 形式を使用します。詳細については、複数ドメインのサポートを設定するを参照してください。
  - ［既存の印刷ジョブの委任を更新］が選択されていない場合は、代理人が印刷できるのは以後のジョブだけです。

暗証番号

ユーザーアカウントにプリントリリース PIN を追加してセキュリティを向上させます。プリントリリース PIN を使用しない場合、カード認証 PIN が使用されます。カード認証の詳細については、『カード認証管理者ガイド』を参照してください。

構成設定により、以下のいずれかを Print Management Console で実行します。
- ［PIN］をクリックします。
- ［セキュリティ］ > ［PIN］の順にクリックします。
PIN を管理します。
- ［フィルタ］フィールドにキーワードを入力してリストをフィルタリングし、をクリックします。
  メモ：特殊文字や記号を使用しないでください。
- をクリックしてリストを更新します。
- PIN の追加、編集、削除を行います。
  メモ： ［PIN を生成］をクリックすると、ランダムな PIN を生成できます。
- PIN をインポートまたはエクスポートします。
  メモ：インポートするときは、pin, userid 形式の CSV ファイルを使用します。

PIN を設定する

Print Management Console の右上隅にあるをクリックします。
［機能のオプション］ > ［PIN］の順にクリックします。

設定します。

メモ：一意の PIN が有効な場合、Print Management Console でプリントリリース PIN が重複していないことを確認します。詳細については、暗証番号を参照してください。

［変更を保存］をクリックします。

バッジ

ソリューションに登録するバッジを管理します。

メモ：ユーザーが初めてソリューションを使用するときにバッジを登録できるよう、ソリューションを設定しておきます。詳細については、『カード認証管理者ガイド』を参照してください。

構成設定により、以下のいずれかを Print Management Console で実行します。
- ［バッジ］をクリックします。
- ［セキュリティ］ > ［バッジ］の順にクリックします。
バッジを管理します。
- ［フィルタ］フィールドにキーワードを入力してリストをフィルタリングし、をクリックします。
  メモ：特殊文字や記号を使用しないでください。
- をクリックして列の表示/非表示を切り替えます。
- をクリックしてリストを更新します。
- バッジの追加、編集、削除を行います。
  メモ：
  - ユーザーが印刷キューから印刷ジョブを取得できるよう、バッジ ID がオペレーティングシステム（OS）のユーザー ID に割り当てられていることを確認します。
  - バッジ ID は一度に 1 つのみ追加できます。
  - 任意のユーザーに対して一時的なバッジ ID を作成することもできます。
- バッジをインポートまたはエクスポートします。
  メモ：インポートするときは、badgeid, userid 形式の CSV ファイルを使用します。

バッジ列を設定する

Print Management Console の右上隅にあるをクリックします。
［機能のオプション］ > ［バッジ］の順にクリックします。
以下のように構成します。
- 登録済みデバイス—バッジが登録されたプリンタ
- 最後に使用されたデバイス—バッジが最後に使用されたプリンタ
［変更を保存する］をクリックします。

機能アクセス

プリンタ機能へのユーザーやグループのアクセスを管理します。

構成設定により、以下のいずれかを Print Management Console で実行します。
- ［機能アクセス］をクリックします。
- ［セキュリティ］ > ［機能アクセス］の順にクリックします。
プリンタ機能へのアクセスを管理します。
- ［フィルタ］フィールドにキーワードを入力してリストをフィルタリングし、をクリックします。
  メモ：特殊文字や記号を使用しないでください。
- をクリックしてリストを更新します。
- アクセスの追加、編集、削除を行います。
- プリンタ機能への、通常使うアクセスを設定します。
  1. 構成設定に応じて、次の手順のいずれかを実行します。
    - ［グループ］ > ［初期設定］の順にクリックします。
    - ［ユーザー］ > ［初期設定］の順にクリックします。
  2. 次のいずれかを選択します。
    - コピーを許可
    - カラーコピーを許可
    - カラーデバイスでモノクロコピーのみを許可
    - E メールを許可
    - FAX を許可
    - ネットワークへスキャンを許可
    - 印刷を許可
    - カラー印刷を許可
    - カラーデバイスでモノクロ印刷のみを許可

プリンタ機能へのグループアクセスを許可する

Print Management Console の右上隅にあるをクリックします。
［機能のオプション］ > ［機能アクセス］の順にクリックします。
［グループ］メニューで、［はい］を選択します。
［変更を保存する］をクリックします。

数量制限

ユーザーおよびグループの印刷数量制限の表示と管理を行います。

Print Management Console で、［数量制限］をクリックします。
数量制限を管理します。
- 数量制限の種類を選択し、［フィルタ］フィールドにキーワードを入力し、をクリックしてリストをフィルタリングします。
  メモ：特殊文字や記号を使用しないでください。
- をクリックして列の表示/非表示を切り替えます。
- をクリックしてリストを更新します。
- 数量制限の追加、編集、削除を行います。
  メモ：
  - Active Directory グループに関連付けられているグループを手動で追加します。グループ名は Active Directory グループの名前と一致させる必要があります。
  - ユーザーの数量割当は Active Directory グループに基づいて定義されます。
  - 個々のユーザーの数量割当は、グループの数量割当より優先されます。

数量制限を設定する

ユーザーおよびグループの数量制限は月単位または年単位で管理します。この設定に基づき、ユーザーは毎月または毎年の初日に新しいページ割り当てを受け取ります。前のタイムフレームの未使用ページは繰り越しされません。

Print Management Console の右上隅にあるをクリックします。
［機能のオプション］ > ［数量制限］の順にクリックします。
以下のように構成します。
- タイプ—実行中の数量制限が更新されたときに選択します
- グループ—グループに数量制限を適用するかどうかを選択します
- 編集を許可
［変更を保存する］をクリックします。

ポリシー

印刷時にユーザーまたはグループの制限を管理します。印刷ポリシーとは、ジョブを印刷する際に有効になる、事前定義された設定です。印刷ポリシーは、ユーザーが設定した印刷設定より優先されます。

メモ：ジョブ送信時に印刷ポリシーを適用するには、Lexmark 印刷管理クライアントがユーザーのコンピュータにインストールされていることが必要です。詳細については、Lexmark の担当者に問い合わせてください。

Print Management Console で、［ポリシー］をクリックします。
ポリシーを管理します。
- ［フィルタ］フィールドにポリシー名などのキーワードを入力してリストをフィルタリングし、をクリックします。
  メモ：特殊文字や記号を使用しないでください。
- をクリックしてリストを更新します。
- ポリシーを追加、編集、コピー、または削除します。
  メモ：（⇒ 『Lexmark 印刷管理設定ガイド』）
- ユーザーまたはグループの追加、編集、削除を行います。
- ユーザーまたはグループにポリシーを割り当てます。

グループポリシーを許可する

Print Management Console の右上隅にあるをクリックします。
［機能のオプション］ > ［ポリシー］の順にクリックします。
［グループ］メニューで、［はい］を選択します。
［変更を保存する］をクリックします。

代替の場所

プリンタ上のジョブを表示し、そのジョブを別のプリンタで印刷します。

構成設定により、以下のいずれかを Print Management Console で実行します。
- ［代替の場所］をクリックします。
- ［デバイスの機能］ > ［代替の場所］の順にクリックします。
プリンタを管理します。
- ［フィルタ］フィールドにキーワードを入力してリストをフィルタリングし、をクリックします。
  メモ：特殊文字や記号を使用しないでください。
- をクリックしてリストを更新します。
- プリンタの追加、編集、削除を行います。
  - リリース IP—印刷ジョブが送信されるプリンタの IP アドレス
  - 代替 IP—印刷ジョブが印刷されるプリンタの IP アドレス
  - 代替ディスプレイ名
  - 代替モデル名
  - 代替デバイスはカラーです

印刷監視デバイス

ユーザーの印刷ジョブのうち、プリンタの印刷キューに送信されないジョブを監視します。

ジョブは引き続き、共有の Windows オペレーティングシステム（OS）の印刷キューから印刷できますが、印刷前に保留されることはなく、そのままプリンタに送られます。印刷ジョブデータを含む情報を保存するには、印刷監視デバイス機能を使用して情報を追加します。情報が追加されない場合は、モデルとデバイスのタイプが使用状況データに保存されません。

構成設定により、以下のいずれかを Print Management Console で実行します。
- ［印刷監視デバイス］をクリックします。
- ［デバイスの機能］ > ［デバイスの印刷監視］の順にクリックします。
サイトを管理します。
- ［フィルタ］フィールドにキーワードを入力してリストをフィルタリングし、をクリックします。
  メモ：特殊文字や記号を使用しないでください。
- をクリックしてリストを更新します。
- サイトの追加、編集、削除を行います。
  - サイト—印刷ジョブが印刷される場所
  - アドレス—印刷ジョブが印刷されるプリンタの IP アドレス
  - 機種名—プリンタの機種番号、またはプリンタのフレンドリ名などのカスタムテキスト
  - モデルタイプ
  - コメント

プリンタのニックネーム

プリンタのニックネームは、E メールウォッチャーで使用されるフレンドリな名前です。E メールウォッチャーは、E メールサーバーを監視してジョブを取得するときにこれを使用します。

構成設定により、以下のいずれかを Print Management Console で実行します。
- ［プリンタのニックネーム］をクリックします。
- ［デバイスの機能］ > ［プリンタのニックネーム］の順にクリックします。
プリンタを管理します。
- ［フィルタ］フィールドにキーワードを入力してリストをフィルタリングし、をクリックします。
  メモ：特殊文字や記号を使用しないでください。
- をクリックしてリストを更新します。
- プリンタの追加、編集、削除を行います。