モバイル印刷は、既存の LPM システムにユーザー機能を追加します。
Lexmark モバイル印刷アプリケーションのサポート
ユーザーの印刷キュー内にあるドキュメントおよび印刷ジョブを表示、印刷、または削除します。
ユーザーのキューの数量制限を表示します。
ユーザーの印刷キューからの代理人による印刷を可能にします。
変換および将来の印刷のために、ドキュメントを LPM に送信します。
E メールによるドキュメントの送信—ユーザーは、Lexmark Email Watcher が監視するアカウントに E メールを送信できます。着信した E メールは LPM に送信され、定義済みの変換設定とユーザー指定の設定に基づいて、印刷可能なドキュメントに変換されます。ジョブは、指定したプリンタですぐに印刷することも、LPM に統合してあとで印刷することもできます。
AirPrint によるドキュメントの送信—iOS 6.1 以降または OS X 10.7 以降のオペレーティングシステムソフトウェアが実行されている Apple デバイスのユーザーは、LPM にドキュメントを送信できます。ユーザーは、ドキュメントを LPM にワイヤレスで送信し、あとでジョブを印刷できます。
E メール送信機能を使用する場合は、LPM 監視用アカウントをホストする E メールサーバーで、以下のいずれかのプロトコルがサポートされている必要があります。
IMAP4
POP3
Exchange Web サービス(EWS)
出力デバイスとして、 PostScript エミュレーションをサポートするネットワークプリンタがサポートされます。ただし、最良かつ高速な出力を得るには、PDF 形式をサポートする Lexmark プリンタをお勧めします。
ホチキスやホールパンチなどの高度な仕上げオプションは、Lexmark プリンタでのみ動作します。両面印刷のオプションはベンダー固有の実装です。そのため、Lexmark 以外のプリンタでは動作しない場合があります。
ドキュメント変換では、以下のファイル形式がサポートされています。
Lexmark モバイル印刷アプリケーション | E メール送信 |
---|---|
1 ドキュメントは変換されません。 2 SmartArt、または外部の画像やコンテンツ参照を含むドキュメントは、変換されないことや、一部のみ変換されることがあります。 | |
Adobe PDF(*.pdf)1 | Adobe PDF(*.pdf)1 |
ASCII テキスト(*.txt) | ASCII テキスト(*.txt) |
GIF(*.gif) | CSV ファイル(*.csv) |
HTML(*.htm、*.html) | GIF(*.gif) |
JPEG(*.jpg、*.jpeg) | HTML(*.htm、*.html) |
Microsoft Excel 97-2003、2007、2010、2013、2016(*.xls、*.xlsx)2 | JPEG(*.jpg、*.jpeg) |
Microsoft PowerPoint 97-2003、2007、2010、2013、2016(*.ppt、*.pptx)2 | Microsoft Excel 97-2003、2007、2010、2013、2016(*.xls、*.xlsx)2 |
Microsoft Word 97-2003、2007、2010、2013、2016(*.doc、*.docx)2 | Microsoft PowerPoint 97-2003、2007、2010、2013、2016(*.ppt、*.pptx)2 |
OpenDocument Spreadsheet(*.ods)2 | Microsoft Word 97-2003、2007、2010、2013、2016(*.doc、*.docx)2 |
OpenDocument Presentation(*.odp)2 | OpenDocument Spreadsheet(*.ods)2 |
OpenDocument Text/Writer(*.odt)2 | OpenDocument Presentation(*.odp)2 |
TIFF(*.tif、*.tiff)1 | OpenDocument Text/Writer(*.odt)2 |
PNG(*.png) | |
リッチテキスト形式(*.rtf) | |
TIFF(*.tif、*.tiff)1 |
E メールおよびモバイルアプリケーションによるジョブの送信には、ドキュメントの変換が必要になります。LPM はインストール中に、インストールされているドキュメント変換ソフトウェアのバージョンを検出します。
LPM インストーラを実行する前に、サポートされているドキュメント変換アプリケーションが、ドキュメント変換を処理している各 Tomcat またはアプリケーションサーバーにインストールされていることを確認してください。LPM インストーラを実行する前にドキュメント変換アプリケーションをインストールして、ソリューションで自動的に使用できるようにすることをお勧めします。
アプリケーション | サポートされているバージョン |
---|---|
Microsoft Office |
|
Apache OpenOffice |
|
LibreOffice |
|
Lexmark 管理コンソールで、[ソリューション]タブをクリックします。
[ソリューション]セクションで、[mobileprint]を選択します。
[タスク]セクションで[構成設定]を選択し、設定を構成します。
[適用]をクリックします。
設定名 | 設定の対象 | 設定可能な値 | 備考 |
---|---|---|---|
*初期設定値を示します。 | |||
許可された送信者ドメイン | E メール | なし | 特定のドメインから送信された E メールのみを処理するには、カンマ区切りリストを使用します。リストに含まれていないドメインから送信された E メールはすべて破棄されます。何も指定しないと、すべての E メールが処理されます。 |
確認メールの免責条項 | E メール | メモ: この E メールには返信しないでください。詳細については、ヘルプデスクまでお問い合わせください。* | この設定は、確認用 E メールの末尾に追加されます。 |
確認メールのドメイン | E メール | なし | 特定のドメインのユーザーにのみ確認用 E メールを送信するには、カンマ区切りリストを使用します。 |
確認メールの送信元アドレス | E メール | name@company.com | 確認用 E メールに表示される E メールアドレス。 |
確認メールの件名 | E メール | モバイル印刷確認* | 確認用 E メールで使用される件名。 |
確認エラーの E メール通知 | E メール |
| エラーが発生してジョブを処理できない場合に、確認用 E メールをユーザーに送信するかどうかを指定します。[無効]を選択した場合、E メールは送信されません。[全ユーザー宛]を選択した場合、すべてのユーザーに確認用 E メールが送信されます。[指定ドメインのユーザー宛]を選択した場合、[確認メールのドメイン]フィールドで指定したユーザーにのみ確認用 E メールが送信されます。 |
確認メールのプリントリリースの名前 | E メール | Lexmark プリントリリース* | 確認用 E メールがリリースされたプリントリリースシステムの名前。 |
確認成功の E メール通知 | E メール |
| ジョブが正常にプリンタに送信されたときに、確認用 E メールをユーザーに送信するかどうかを指定します。[無効]を選択した場合、E メールは送信されません。[全ユーザー宛]を選択した場合、すべてのユーザーに確認用 E メールが送信されます。[指定ドメインのユーザー宛]を選択した場合、[確認メールのドメイン]フィールドで指定したユーザーにのみ確認用 E メールが送信されます。 |
変換方法 | モバイル印刷および E メール |
メモ: Microsoft Office のみを使用することをお勧めします。OpenOffice をインストールする必要はありません。サポートされるファイルタイプの詳細については、サポートされているファイル形式を参照してください。 | 添付ファイルの変換に使用する方法を指定します。[Open Office のみ]を選択した場合、すべてのファイルタイプが Open Office または LibreOffice を使用して変換されます。[MS Office と Open Office]を選択した場合、Microsoft Office ファイルタイプは Microsoft Office を使用して変換され、他のファイルタイプはすべて OpenOffice または LibreOffice を使用して変換されます。 メモ: Microsoft Office ドキュメント形式の印刷精度を向上させるには、[MS Office と Open Office]を選択することをお勧めします。 |
変換形式 | モバイル印刷および E メール |
| ドキュメント変換に使用する形式を指定します。 |
デバイス ID | E メール |
| ユーザーが送信する E メールの件名内に入力する、プリンタのニックネームまたは IP アドレスの場所を指定します。印刷オプションは、デバイス ID を件名またはメッセージ本文の最初の単語にした場合にのみ使用できます。 |
ダイレクト IP プリンタのタイプ | E メール |
| ダイレクト IP プリントを使用する場合は、ソリューションを使用するすべてのプリンタでサポートされる形式を選択します。 |
デバイスからプリンタ IP 検索 | E メール |
| プリンタのニックネームを使用する場合は、[Lexmark データベース]を選択します。プリンタの IP アドレスまたはホスト名のみを使用する場合は、[ダイレクト IP プリント]を選択します。 |
LDAP 参照を許可 | E メール |
| 他の LDAP サーバーへの照会を処理するかどうかを指定します。[いいえ]を選択した場合は、指定した LDAP サーバーからの応答のみが使用されます。 |
LDAP ログインパスワード | E メール | なし | LDAP サーバーへのアクセスに使用されるパスワード。 |
LDAP ログインのユーザー名 | E メール | なし | LDAP サーバーへのアクセスに使用するアカウント名。 |
LDAP メール属性 | E メール | メール* | ユーザーの E メールアドレスに対応する LDAP 属性。 |
LDAP ポート | E メール | なし | LDAP サーバーと通信するためのポート番号。最も一般的に使用されるポート番号は 389 です。 |
LDAP 検索ベース | E メール | なし | E メールアカウントの検索に使用される検索ベース。この設定値で、使用可能なすべてのユーザーアカウントを検索できる必要があります。 |
LDAP サーバー | E メール | なし | E メールアドレスとユーザー ID の検索に使用される LDAP サーバーの IP アドレスまたはホスト名。 |
LDAP ユーザーのオブジェクト | E メール | ユーザー* | ユーザーアカウントによって使用される LDAP の objectclass 属性。 |
LDAP ユーザー ID 属性 | E メール |
| ユーザーの Windows ユーザー ID に対応する LDAP 属性。 |
ログ情報 | モバイル印刷および E メール |
| Lexmark 管理コンソールの[ログ]ページに詳細ログを表示します。 |
モード | E メール |
| [標準モード]を選択した場合は、[デバイス ID]フィールドでプリンタを指定します。 すべてのプリントリリースオプションの LDAP およびプリントリリースの設定を構成します。[プリントリリース(内部ユーザーのみ)]を選択した場合、LDAP 内のすべてのユーザーが印刷できます。[プリントリリース(ゲストサポート)]を選択した場合、ユーザーが LDAP に含まれていないと、ソリューションはその E メールに対して標準モードで動作します。 [プリントリリース(ゲストサポート 2)]を選択した場合、デバイス ID がプリンタのニックネームに対応しているかどうかがチェックされます。対応している場合、印刷ジョブはそのプリンタに直接送信されます。対応していない場合、この設定は[プリントリリース(内部ユーザーのみ)]モードと同様の動作になります。 メモ: [プリントリリース(ゲストサポート 2)]を使用するには、[デバイスからプリンタ IP 検索]が[Lexmark データベース]に設定されていることを確認します。 |
添付ファイルを印刷 | E メール |
| E メールのすべての添付ファイルを印刷するときの初期設定動作を指定します。[はい(ユーザーによる変更可)]または[いいえ(ユーザーによる変更可)]を選択した場合、ユーザーは E メールの送信時にこの設定を変更できます。 |
本文を印刷 | E メール |
| E メールのメッセージ本文を印刷するときの初期設定動作を指定します。[はい(ユーザーによる変更可)]または[いいえ(ユーザーによる変更可)]を選択した場合、ユーザーは E メールの送信時にこの設定を変更できます。 メモ: モバイルデバイスから E メールを使用して送信されたジョブをリリースする場合は、[いいえ(ユーザーによる変更可)]または[常に実行しない(ユーザーによる変更不可)]を選択して、最初の添付ファイルを印刷します。それ以外の場合は、E メールのメッセージ本文のみが印刷され、添付ファイルは印刷されません。 |
ファイル印刷の操作 | モバイル印刷および E メール |
| 標準の方法が環境と競合する場合に、ファイルを保存する代替方法を指定します。 [標準の方法を使用]を選択した場合、代替の方法は FileClass(jcifs)です。[代替の方法を使用]を選択した場合、代替の方法は TISFile です。 |
両面印刷 | E メール |
| 両面印刷対応プリンタの場合、この設定により、すべての E メール(メッセージ本文と添付ファイル)を両面印刷するかどうかを指定します。[はい(ユーザーによる変更可)]または[いいえ(ユーザーによる変更可)]を選択した場合、ユーザーは E メールの送信時にこの設定を変更できます。 |
最大部数を印刷 | E メール | 1* | 初期設定では、メッセージ本文と添付ファイルが 1 部印刷されます。この設定は、1 件の E メールから印刷できる部数の最大数です。ユーザーは、E メールの送信時に印刷部数を指定できます。 |
プリントリリースのディレクトリ | モバイル印刷および E メール | C: \lexmark\printrelease* | Lexmark 印刷管理ソリューションで使用されるファイル共有情報。ドキュメントの保持にローカルファイルシステムを使用するワークグループ環境に、すべての LPM コンポーネントをインストールする場合は、プリントリリースのログインフィールドを空白のままにします。共通のファイル共有を使用してエンタープライズ環境にインストールする場合は、ファイル共有への書き込みアクセス権を持つ管理者またはユーザーの資格情報を入力します。 メモ: この設定は、[プリントリリースソリューション]設定と同じ値にする必要があります。 ディレクトリがファイル共有上にある場合は、UNC パスを入力します。たとえば、 のようにします。メモ: サーバーがドメインのメンバーでない場合は、ローカルファイルシステムにファイル共有を持つサーバーのホスト名を、ドメイン名として使用する必要があります。 |
プリントリリースのパスワード | モバイル印刷および E メール | なし | ファイルをプリントリリースのディレクトリに保存するために使用されるパスワード。 メモ: この設定は、[プリントリリースソリューション]設定と同じ値にする必要があります。 |
プリントリリースのユーザー名 | モバイル印刷および E メール | なし | ファイルをプリントリリースのディレクトリに保存するために使用されるユーザー名。 メモ: この設定は、[プリントリリースソリューション]設定と同じ値にする必要があります。 |
ジョブを直接リリースする | モバイル印刷および E メール | なし | ジョブをサーバーからプリンタに直接リリースします。それ以外の場合、ジョブは、モバイルデバイスにダウンロードされ、モバイルデバイスからリリースされます。 メモ: [ジョブを直接リリースする]設定を無効にすると、モバイルデバイスを使用してジョブをリリースするときのパフォーマンスが低下します。 |
LDAP に SSL を使用 | E メール |
| LDAP の照会時にソリューションで SSL を使用するかどうかを示します。SSL 通信に使用されるポート番号を指定します。最も一般的に使用されるポート番号は 636 です。 |
Lexmark 管理コンソールで、[ソフトウェアクライアントグループ]タブをクリックします。
[ソフトウェアクライアントグループ]セクションで、[モバイル印刷]を選択します。
[タスク]セクションで、[クライアントプロファイル]を選択します。
[アドレス]フィールドに、モバイルデバイスまたは Email Watcher サーバーの IP アドレス(
など)またはサブネット( など)を入力します。メモ:
[追加] > [保存]をクリックします。
ドキュメント変換を有効にするには、ドキュメント変換を処理する LPM Tomcat およびアプリケーションサーバーのそれぞれについて、以下の手順を実行します。サポートされているドキュメントのタイプの詳細については、サポートされているファイル形式を参照してください。
Lexmark モバイル印刷をインストールする前に、ドキュメント変換ソフトウェアをインストールすることをお勧めします。
Lexmark モバイル印刷バージョン 2.5.2 以降を使用している場合に、LPM と Microsoft Office ドキュメント変換アプリケーションがやり取りできるようにするには、.NET Framework 4 をインストールします。
ドキュメント変換が正常に動作するには、.NET Framework 4 が必要です。.NET Framework 3.5 SP1 がマシンに既にインストールされている場合は、.NET Framework 4 をインストールする際に WIC は必要ありません。
OpenOffice または LibreOffice の設定ウィザードをダウンロードして実行します。
インストール中に、[このコンピューターを使うすべてのユーザーにこのアプリケーションをインストールする]を選択します。
次のいずれかを実行します。
通常のインストールでは、初期設定のインストールパスを受け入れて、すべてのアプリケーションをインストールしてください。
カスタムインストールの場合は、すべての主要な Office アプリケーションがインストールされることを確認してください。オプションのコンポーネントは、お客様の判断でインストールできます。
Lexmark モバイル印刷をインストールしたあとで OpenOffice または LibreOffice をインストールした場合は、前の手順を実行したあとに、以下の操作を実行します。
Lexmark ソリューションのアプリケーションサーバーサービスを停止します。
%SOLUTIONS_INSTALL_DIR%\apps\wf-ldss\WEB-INF\classes\ フォルダに移動します。
テキストエディタを使用して、OpenOfficeToPDFClass.properties ファイルを開きます。
に、OpenOffice または LibreOffice がインストールされている場所を設定します。
ファイルを保存します。
Lexmark ソリューションのアプリケーションサーバーサービスを開始します。
Lexmark モバイル印刷アプリケーションで、変換方法の設定を更新して、適切なドキュメントコンバータを使用します。
Microsoft Office の設定ウィザードをダウンロードして実行します。
インストール中に、[このコンピューターを使うすべてのユーザーにこのアプリケーションをインストールする]を選択します。
次のいずれかを実行します。
通常のインストールでは、初期設定のインストールパスを受け入れて、すべてのアプリケーションをインストールしてください。
カスタムインストールの場合は、すべての主要な Office アプリケーションがインストールされることを確認してください。オプションのコンポーネントは、お客様の判断でインストールできます。
次のいずれかを実行します。
64 ビットオペレーティングシステムの場合は、C: \Windows\SysWOW64\config\systemprofile\ フォルダに移動します。
32 ビットオペレーティングシステムの場合は、C: \WINDOWS\system32\config\systemprofile\ フォルダに移動します。
ディレクトリを作成し、
という名前を使用します。Microsoft Office 2007 を使用している場合は、「Microsoft PDF または XPS として保存アドイン」をインストールします。
Excel ドキュメント(*.xls および .xlsx)を変換するには、以下の操作を行います。
%SOLUTIONS_INSTALL_DIR%\lpm\msoffice フォルダに移動します。
createLsasUser.bat ファイルを管理者として実行します。
ユーザー名およびパスワードを入力します。
作成したアカウントにログインし、Microsoft Office コンポーネントを開いて、設定プロセスを完了します。
Lexmark ソリューションのアプリケーションサーバーサービスをこのユーザーとして実行するように変更し、サービスを再起動します。
Lexmark モバイル印刷をインストールしてあとで Microsoft Office をインストールした場合は、前の手順を実行したあとに、以下の操作を実行します。
Lexmark ソリューションのアプリケーションサーバーサービスを停止します。
%SOLUTIONS_INSTALL_DIR%\apps\wf-ldss\WEB-INF\classes\ フォルダに移動します。
テキストエディタを使用して、MsOfficeDocConvClass.properties ファイルを開きます。
を、以下のいずれかの実行可能ファイルを使用するように設定します。
Microsoft Office 2013 の場合は、
を指定します。Microsoft Office 2010 の場合は、
を指定します。Microsoft Office 2007 の場合は、
を指定します。ファイルを保存します。
Lexmark ソリューションのアプリケーションサーバーサービスを開始します。
Lexmark モバイル印刷アプリケーションで、変換方法の設定を更新して、適切なドキュメントコンバータを使用します。
Lexmark モバイル印刷ソフトウェアのインストールには、モバイルサービスが含まれています。このサービスは、アプリケーションが Lexmark 印刷管理と通信するために使用されます。
コンピュータで Web ブラウザを開き、「
」と入力します。ここで、 は、ロードバランサの IP アドレスです。Lexmark 印刷管理システムの自己署名証明書を受け入れます。
サービスが正常に実行されている場合は、Web ブラウザに以下の情報が表示されます。
{ "printQueueName": "Lexmark Print Management", "version": { "printReleaseApiVersion": "1.3.5", "documentAccountingApiVersion": "1.3.5", "printSubmissionApiVersion": "1.3.5" }, "capabilities": { "printSettings": { "copies": "unavailable", "duplex": "unavailable", "nup": "unavailable", "color": "unavailable", "collation": "unavailable", "title": "submitView",Lexmark & Lexmark Partner Internal Use Only Page 18 "description": "unavailable" }, "serverSettings": { "thirdPartyReleaseEnabled": "true", "quotaEnabled": "false", "delegatorsEnabled": "true", "serverReleaseEnabled": "true", "policiesEnabled": "false" } }, "api": { "currentVersion": "2.0", "supportedVersions": "1.0,1.1" } }
モバイルデバイスから、Lexmark モバイル印刷を開きます。
アプリケーションのホーム画面で、[設定] > [デバイスを管理]の順にタップします。
次のいずれかを実行します。
iOS オペレーティングシステムソフトウェアを実行しているデバイスの場合は、[デバイスの追加]をタップします。
Android プラットフォームを実行しているデバイスの場合は、 をタップします。
[ネットワークアドレス]をタップし、[アドレス]フィールドに「
」と入力します。ここで、 は、ロードバランサの IP アドレスです。設定に応じて、LDAP または Active Directory の資格情報を使用してログインします詳細については、モバイルおよび E メールの構成設定データを理解する を参照してください。
Lexmark モバイル印刷をインストールする前に、ドキュメント変換ソフトウェアをインストールすることをお勧めします。
Lexmark 印刷管理をインストールするときに E メールコンポーネントを選択した場合は、Lexmark Email Watcher もロードバランサにインストールされます。
Lexmark Email Watcher は Windows のサービスです。Windows サービスのコントロールパネルアプレットに表示されます。Lexmark Email Watcher は、サービスを開始する前に設定する必要があります。そのため、Lexmark 印刷管理ロードバランサのインストール中には起動されません。このサービスの設定を変更した場合は、更新を有効にするためにサービスを再起動してください。また、再起動後にサービスが開始されるようにするには、スタートアップの種類を[自動]に設定します。
Lexmark Email Watcher は、ロードバランサのインストール時に選択したベース Lexmark Solutions フォルダにインストールされます。初期設定では、その場所は %ProgramFiles%\Lexmark\Solutions\EmailWatcher です。設定ファイルは config_EmailWatcher.properties で、conf サブフォルダに配置されます。サンプルプロパティが含まれたファイルがインストールされます。プロパティの中には、コメントアウトされているものや、まだファイルに含まれていないものがあります。お使いの E メールサーバーに必要なプロパティを追加してください。
メモ:
設定 | 有効な値 | 備考 |
---|---|---|
ここで、 は、ロードバランサの IP アドレスまたはホスト名です。 | たとえば URL は、 のようになります。 | |
ジョブが LPM に送信されたときのプロファイルの名前。この設定は変更しないでください。 | ||
E メールアカウントが配置されている E メールサーバーの種類。IMAP を使用することをお勧めします。 | ||
なし | IMAP または POP3 の場合、この設定は、メールサーバーの IP アドレスまたはホスト名です。 | |
| IMAP または POP3 の場合、一般的なポートがリストされています。必要に応じて、別の値を使用してください。 | |
| IMAP または POP3 の場合、この設定は、メールサーバーと通信するときに TLS を使用する必要があるかどうかを指定します。 TLS または SSL のいずれかを使用できます。両方は使用できません。TLS が有効な場合、SSL 設定は無視されます。 | |
| IMAP または POP3 の場合、この設定は、メールサーバーと通信するときに SSL を使用する必要があるかどうかを指定します。 TLS または SSL のいずれかを使用できます。両方は使用できません。TLS が有効な場合、SSL 設定は無視されます。 | |
IMAP または POP3 の場合、この設定は、新しいメールが表示されるフォルダを指定します。この設定は変更しないことをお勧めします。 | ||
| IMAP または POP3 の場合、この設定は、ユーザーが NTLM を使用して認証できるかどうかを指定します。この設定は変更しないことをお勧めします。 | |
なし | IMAP または POP3 の場合、この設定は、ユーザーアカウントのドメインです。 | |
なし | IMAP または POP3 の場合、この設定は、監視対象アカウントのユーザー名です。 | |
なし | IMAP または POP3 の場合、この設定は、監視対象アカウントのパスワードです。 | |
| メールサーバーが新規 E メールの自動通知をサポートしている場合、この設定は、自動通知を有効にするかどうかを指定します。無効にした場合は、 設定のポーリング値を設定します。メモ: 通常、IMAP サーバーのみが新規 E メールの自動通知をサポートします。 | |
新規 E メールをチェックするまでの時間(秒単位)。初期設定は 60 秒です。 メモ: サーバーが新規 E メールの自動通知をサポートしている場合、ポーリングは必要ありません。 | ||
| 追加のログをログファイルに書き込む必要があるかどうかを指定します。ログに記録されるデータ量により処理速度が低下する可能性があるので、この設定は問題のトラブルシューティングを行う場合にのみ有効にすることをお勧めします。 |
# Mandatory Properties ldd.server=http://[ldd-lb-addr]:9780 ldd.profile=mobileprint mail.server=imap.gmail.com mail.user=test@company.com mail.pw=notTheRealPassword # Optional Properties. mail.type=imap mail.ssl=1 mail.tls=0 mail.port=993 mail.folder=INBOX mail.allowIdle=1 debug=1
# Mandatory Properties ldd.server=http://[ldd-lb-addr]:9780 ldd.profile=mobileprint mail.server=ews.mail.com mail.domain=test_domain mail.user=test_ews@company.com mail.pw=notTheRealPassword # Optional Properties. mail.type=ews mail.ssl=1 mail.folder=INBOX mail.ignoreSSLCert=1 debug=1
E メールを送信する場合、出力を管理するプリンタアドレスまたはニックネームとともに送信できるオプションがいくつかあります。印刷オプションを使用するには、[デバイス ID]が[件名の最初の単語]に設定されていることを確認します(⇒ モバイルおよび E メールの構成設定データを理解する)。
オプションは、デバイス ID のあとに指定します。
オプション | 値 | 備考 |
---|---|---|
部数 | 記号は、部数を示します。[最大部数を印刷]ソリューション設定より大きい値を入力した場合は、この最大値が使用されます。 | |
両面 | ドキュメントが両面印刷されます。 メモ: このオプションは、Lexmark 以外のプリンタでは動作しない場合があります。 | |
ホールパンチ | プリンタにホールパンチフィニッシャがある場合に、ホールパンチ機能が使用されます。 メモ: このオプションは、Lexmark 以外のプリンタでは動作しません。 | |
添付ファイルなし | メッセージ本文のみが印刷され、添付ファイルは無視されます。この設定は、[添付ファイルを印刷]ソリューション設定が[常時]に設定されている場合は無効です。 | |
本文なし | 添付ファイルのみが印刷され、メッセージ本文は無視されます。この設定は、[本文を印刷]ソリューション設定が[常時]に設定されている場合は無効です。 | |
両面印刷なし | ドキュメントが片面に印刷されます。この設定は、[両面印刷]ソリューション設定が[常時]に設定されている場合は無効です。 | |
添付ファイルを印刷 | E メールの添付ファイルが印刷されます。この設定は、[添付ファイルを印刷]ソリューション設定が[オフ]に設定されている場合は無効です。 | |
本文を印刷 | E メールのメッセージ本文が印刷されます。この設定は、[本文を印刷]ソリューション設定が[オフ]に設定されている場合は無効です。 | |
ホチキス | プリンタにホチキスフィニッシャがある場合に、ホチキス機能が使用されます。 メモ: このオプションは、Lexmark 以外のプリンタでは動作しません。 | |
モノクロ | ドキュメントがモノクロで印刷されます。 |
以下に例を示します。
件名 | 結果 |
---|---|
両面で 2 部印刷します | |
添付ファイルのみを印刷します | |
メッセージ本文と各添付ファイルをホチキスで留め、両面印刷します | |
メッセージ本文のみを印刷します |
プリンタのニックネームは、わかりやすいニックネームとプリンタの IP アドレスをマッピングします。プリンタのニックネームを設定すると、ユーザーは、ジョブの送信時に IP アドレスの代わりにニックネームを使用できます。
Web ブラウザを開き、「
」と入力します。ここで、 は、ロードバランサの IP アドレスです。管理者としてログインします。
メモ:
構成設定により、以下のいずれかを Print Management Console で実行します。
[プリンタのニックネーム]をクリックします。
[デバイスの機能] > [プリンタのニックネーム]の順にクリックします。
プリンタを管理します。
[フィルタ]フィールドにキーワードを入力してリストをフィルタリングし、 をクリックします。
をクリックしてリストを更新します。
プリンタの追加、編集、削除を行います。
Lexmark 印刷管理をインストールする際に、AirPrint コンポーネントを選択すると、AirPrint 機能が有効になります。
Web ブラウザを開き、「
」と入力します。ここで、 は、ロードバランサの IP アドレスです。サイドナビゲーションで、[AirPrint グループ]をクリックします。
Lexmark 印刷管理の AirPrint アドバタイズとサービス検出を実行するには、以下のいずれかを実行します。
Microsoft DNS サーバーを設定します(⇒ AirPrint アドバタイズのために DNS サーバーを設定する)。
Windows DNS サーバー用の BIND を設定します(⇒ AirPrint アドバタイズのために BIND を設定する)。
AirPrint 設定ページにアクセスします(⇒ AirPrint 設定にアクセスする)。
[一般]タブで、[Bonjour 検索の有効化]を選択します。
Web ブラウザを開き、「
」と入力します。ここで、 は、ロードバランサの IP アドレスです。管理者としてログインします。
メモ:
Print Management Console で、[プリンタキュー]タブをクリックします。
[サイト]列で、[IPP 印刷]として一覧表示されているジョブを探します。