モバイルデバイス設定のトラブルシューティング

ジョブの送信に失敗する

次の手順を 1 つ以上実行します。

ActiveMQ キュー内のジョブの状態を確認する

ActiveMQ コンソールにアクセスするには、以下の操作を実行します。

  1. Web ブラウザを開き、「http://IPaddress:8160/admin/」と入力します。ここで、IPaddress は、ロードバランサの IP アドレスです。

  2. ユーザー資格情報を入力します。

    メモ: 初期設定のユーザー名およびパスワードは、admin です。

ActiveMQ コンソールを有効にする

  1. コンピュータで、 install-path\ActiveMQ\conf フォルダに移動します。ここで、 install-path は、ActiveMQ のインストールパスです。

  2. テキストエディタを使用して、activemq.xml を開きます。

  3. ファイルの末尾付近にある import resource 行をコメント解除します。たとえば、<!--<import resource="jetty.xml"/>--><import resource="jetty.xml"/> に変更します。

    3. ActiveMQ サービスを再起動します。

    4. Tomcat 管理コンソールを使用して lpm-portal Web アプリケーションを再起動するか、Tomcat サービスを再起動します。

  4. ファイルを保存します。


ログファイルを確認する

モバイルデバイスの送信でエラーが発生した場合や、E メールジョブエラーが発生した場合は、ログファイルを確認します。Email Watcher ログファイル以外のファイルは、各ドキュメント変換サーバーに保存されます。ログレベルは、初期設定では WARN に設定されています。これを DEBUG に変更するには、apps\lpm\WEB-INF\classes フォルダと apps\idm\WEB-INF\classes フォルダにある log4j-config.groovy ファイルを更新します。

AirPrint を使用して送信されたジョブのログファイル

保留中状態のジョブの場合は、solutionInfo データベースに移動し、QUEUED_PRINT_JOB テーブルの Job_State_Reason 列を確認します。

Tomcat サーバー Lexmark ソリューションのアプリケーションサーバーサービスのログファイル

以下のログファイルには、Lexmark 印刷管理のコアアプリケーションと Tomcat サービスからの処理情報が含まれています。

\Lexmark\Solutions\tomcat\logs\lsas.log

ロードバランサ Lexmark Email Watcher のログファイル

以下のログファイルには、Lexmark 印刷管理ロードバランサで実行される Lexmark Email Watcher サービスからの処理情報が含まれています。

メモ: (⇒ Lexmark Email Watcher を設定する)。

\Lexmark\Solutions\EmailWatcher\logs\*.log

Lexmark 管理コンソールのジョブとログ
  1. Lexmark 管理コンソールで、[システム]タブをクリックします。

  2. [システム]セクションで、[ジョブ]または[ログ]を選択します。

    以下のいずれかの手順を実行します。

    • フィルタを適用するには、[フィルタ]をクリックし、設定を構成します。

    • 以前に適用したフィルタを削除するには、[フィルタをリセット]をクリックします。

    • リスト表示を処理中のジョブのみにフィルタリングするには、[ログの状態]メニューで[実行中]を選択します。

    • 特定のジョブに関するすべてのログエントリを表示するには、ジョブリストからジョブのタスク ID をクリックします。

      メモ: 選択したタスク ID のログが自動的にフィルタリングされます。
    • ジョブを停止するには、ジョブを選択し、[タスクの停止]をクリックします。

    • ジョブリストまたはログを更新するには、[更新]をクリックします。

      メモ: ジョブリストが指定した間隔で自動的に更新されるように設定するには、[自動更新]オプションを選択し、間隔を選択します。
    • 表示されるエントリの数を変更するには、1 ページあたりのジョブまたはログの数に新しい値を選択します。

    • ジョブリストまたはログをカンマ区切り値(CSV)形式でエクスポートするには、[レポートをエクスポート]をクリックします。

    • 監査ログをエクスポートするには、[監査ログをエクスポート]をクリックします。監査ログをエクスポートする場合に、以下の情報が表示されます。

      • Lexmark 管理コンソールにログインおよびログアウトしようとするすべての試み

      • アクティブなユーザー名またはパスワードを変更しようとするすべての試み

      • ユーザーアカウント、グループ、権限の作成、変更、削除

      • ユーザーアカウントの権限を変更しようとするすべての試み

      • Lexmark 管理コンソールから LDAP 設定を変更しようとするすべての試み

ドキュメントの変換に失敗する

次の手順を 1 つ以上実行します。

最初に送信された文書をドキュメント変換アプリケーションで直接開き、PDF-A タイプにエクスポートする

サポートされているドキュメント変換アプリケーションで、一部のドキュメントが変換されない場合や、元のドキュメントコンテンツの一部のみが PDF ファイルに変換される場合があります。SmartArt、または外部の画像またはコンテンツ参照を含むドキュメントでは、これらの問題が発生する可能性があります。E メールを使用せずにドキュメントを Lexmark 印刷管理に直接送信したモバイルユーザーに対しては、ドキュメントが変換されなかったことを示すプロンプトは表示されません。ドキュメントは、ユーザーのモバイルキュービューにも、プリントリリース管理者ポータルにも表示されません。


同時に変換できるドキュメントの数を調整する

初期設定では、変換に使用されるサードパーティ製ソフトウェアの制限により、ドキュメント変換サーバーが一度に処理できるドキュメントは 3 つに制限されます。同時に変換可能な数を増やすと、変換が不安定になる可能性があります。各ドキュメント変換サーバーから、以下の操作を行います。

  1. %ProgramFiles%\Lexmark\Solutions\apps\wf-ldss\WEB-INF\classes\ フォルダに移動します。

    メモ: このパスは、インストール環境によって異なる場合があります。
  2. テキストエディタを使用して、管理者権限で OpenOfficeToPDFClass.properties ファイルを開きます。

  3. officeToPDF.maxInstances 値を設定します。

    メモ: この値は最大でも 5 に設定することをお勧めします。これより大きい値を指定すると、ドキュメントの変換時にエラーが発生する場合があります。
  4. ファイルを保存します。

  5. Windows サービスで、Lexmark ソリューションのアプリケーションサーバーを再起動します。


Lexmark Solution Application Server をユーザーまたは対話ユーザーとして実行する

64 ビット版の Windows Server に 32 ビット版の Microsoft Office をインストールすると、ドキュメント変換ソフトウェアが応答しない可能性があります。以下の操作を実行します。

  1. コンピュータから、32 ビット用コンポーネントサービスを実行します(mmc comexp.msc /32)。

  2. [コンソールルート]から、[コンポーネント サービス] > [コンピューター] > [マイ コンピューター] > [DCOM の構成]の順にクリックします。

  3. 該当するアプリケーションを選択します。

  4. それぞれのアプリケーションを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。

  5. [ID] タブで、[対話ユーザー]または[このユーザー]を選択します。

  6. ユーザー資格情報を入力します。


元のドキュメントファイルとログファイルを含むフィールドエスカレーションを送信する

Email Watcher ログファイル以外のファイルは、各ドキュメント変換サーバーに保存されます。ログレベルは、初期設定では WARN に設定されています。これを DEBUG に変更するには、apps\lpm\WEB-INF\classes フォルダと apps\idm\WEB-INF\classes フォルダにある log4j-config.groovy ファイルを更新します。

AirPrint を使用して送信されたジョブのログファイル

保留中状態のジョブの場合は、solutionInfo データベースに移動し、QUEUED_PRINT_JOB テーブルの Job_State_Reason 列を確認します。

Tomcat サーバー Lexmark ソリューションのアプリケーションサーバーサービスのログファイル

以下のログファイルには、Lexmark 印刷管理のコアアプリケーションと Tomcat サービスからの処理情報が含まれています。

\Lexmark\Solutions\tomcat\logs\lsas.log

ロードバランサ Lexmark Email Watcher のログファイル

以下のログファイルには、Lexmark 印刷管理ロードバランサで実行される Lexmark Email Watcher サービスからの処理情報が含まれています。

メモ: 詳細については、Lexmark Email Watcher を設定するを参照してください。

\Lexmark\Solutions\EmailWatcher\logs\*.log

Lexmark 管理コンソールのジョブとログ
  1. Lexmark 管理コンソールで、[システム]タブをクリックします。

  2. [システム]セクションで、[ジョブ]または[ログ]を選択します。

    以下のいずれかの手順を実行します。

    • フィルタを適用するには、[フィルタ]をクリックし、設定を構成します。

    • 以前に適用したフィルタを削除するには、[フィルタをリセット]をクリックします。

    • リスト表示を処理中のジョブのみにフィルタリングするには、[ログの状態]メニューで[実行中]を選択します。

    • 特定のジョブに関するすべてのログエントリを表示するには、ジョブリストからジョブのタスク ID をクリックします。

      メモ: 選択したタスク ID のログが自動的にフィルタリングされます。
    • ジョブを停止するには、ジョブを選択し、[タスクの停止]をクリックします。

    • ジョブリストまたはログを更新するには、[更新]をクリックします。

      メモ: ジョブリストが指定した間隔で自動的に更新されるように設定するには、[自動更新]オプションを選択し、間隔を選択します。
    • 表示されるエントリの数を変更するには、1 ページあたりのジョブまたはログの数に新しい値を選択します。

    • ジョブリストまたはログをカンマ区切り値(CSV)形式でエクスポートするには、[レポートをエクスポート]をクリックします。

    • 監査ログをエクスポートするには、[監査ログをエクスポート]をクリックします。監査ログをエクスポートする場合に、以下の情報が表示されます。

      • Lexmark 管理コンソールにログインおよびログアウトしようとするすべての試み

      • アクティブなユーザー名またはパスワードを変更しようとするすべての試み

      • ユーザーアカウント、グループ、権限の作成、変更、削除

      • ユーザーアカウントの権限を変更しようとするすべての試み

      • Lexmark 管理コンソールから LDAP 設定を変更しようとするすべての試み

モバイルデバイスを使用して E メールを送信するとエラーが発生する

プロパティファイルを手動で設定する

Lexmark モバイル印刷のインストール後に、ドキュメント変換ソフトウェアが追加された場合は、「Openofficetppdfclass で例外が発生しました。Openoffice Manager を初期化できません」エラーが発生することがあります。

ドキュメント変換ソフトウェアのプロパティファイルに関する設定の詳細については、ドキュメント変換ソフトウェアを設定するを参照してください。

Lexmark モバイル印刷に Lexmark 印刷管理を追加できない

次の手順を 1 つ以上実行します。

Lexmark 印刷管理サーバーの URL 形式が正しいことを確認する

詳細については、Lexmark モバイル印刷に Lexmark 印刷管理を追加するを参照してください。


Lexmark 印刷管理サーバーがオンラインになっていることを確認する

  1. Lexmark 管理コンソールで、[システム] > [システム状態]をクリックします。

  2. サーバーを選択します。

  3. [オンラインに設定]をクリックします。

    メモ: サーバーをオンラインに設定する前に、お使いのプリンタに十分なライセンスがあることを確認します。ライセンス購入の詳細については、テクニカルプログラムマネージャまでお問い合わせください。

Lexmark モバイル印刷の .solution ファイルがインストールされていることを確認する

詳細については、Lexmark モバイル印刷を設定するを参照してください。


すべての IP アドレスとサブネットがモバイル印刷ソフトウェアクライアントグループに追加されていることを確認する

詳細については、ソフトウェアクライアントグループに Lexmark モバイル印刷を追加するを参照してください。

Lexmark モバイル印刷から認証できない

次の手順を 1 つ以上実行します。

Lexmark 管理コンソールでモバイルソリューションが選択されていることを確認する

Lexmark 印刷管理バージョン 2.4 以降では、Lexmark モバイル印刷の LDAP 情報を使用します(⇒ アプリケーション設定を構成する)。

メモ: パフォーマンスを維持するために、ソリューション設定はキャッシュされています。そのため、設定の変更が即座に反映されない可能性があります。キャッシュ間隔は 2 ~ 5 分です。これを設定することはできません。

LDAP の設定が正しいことを確認する

メモ: Lexmark 印刷管理バージョン 2.4 以前では、LDAP 情報はプロパティファイルにあります。

モバイルデバイスから印刷できない

次の手順を 1 つ以上実行します。

メモ: パフォーマンスを維持するために、ソリューション設定はキャッシュされています。そのため、設定の変更が即座に反映されない可能性があります。キャッシュ間隔は 2 ~ 5 分です。これを設定することはできません。

プリントリリースのディレクトリが PrintReleasev2 ソリューション設定と同じように設定されていることを確認する

  1. Lexmark 管理コンソールで、[ソリューション]タブをクリックします。

  2. [ソリューション]セクションで、[PrintReleasev2]を選択します。

  3. [タスク]セクションで、[構成設定]を選択します。

  4. 以下の設定を確認します。

    • 印刷ジョブのディレクトリ

    • 印刷ジョブディレクトリのユーザー名

    • 印刷ジョブディレクトリのパスワード

  5. [適用]をクリックします。

設定の詳細については、ソリューション設定の索引を参照してください。


プリントリリースのディレクトリが mobileprint ソリューション設定と同じように設定されていることを確認する

  1. Lexmark 管理コンソールで、[ソリューション]タブをクリックします。

  2. [ソリューション]セクションで、[mobileprint]を選択します。

  3. [タスク]セクションで、[構成設定]を選択します。

  4. 以下の設定を確認します。

    • プリントリリースのディレクトリ

    • プリントリリースのユーザー名

    • プリントリリースのパスワード

  5. [適用]をクリックします。

設定の詳細については、モバイルおよび E メールの構成設定データを理解するを参照してください。

ActiveMQ サービスを開始できない

ActiveMQ のポート番号が他のアプリケーションで使用されていないことを確認する

ロードバランササーバー上の別のアプリケーションが ActiveMQ サービスと同じポート番号を使用していると、ActiveMQ サービスが開始されない可能性や、開始されたままになる可能性があります。ActiveMQ のポート番号を使用しているアプリケーションを識別し、そのアプリケーションを削除するか、それに割り当てられているポート番号を変更します。ActiveMQ では、以下のポート番号が使用されます。